高校古文
5分で解ける!「てしが(な)・にしが(な)・もがな・がな」の意味に関する問題

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練習の解説授業
「てしが(な)・にしが(な)・もがな・がな」の意味は願望

終助詞「てしが(な)・にしが(な)・もがな・がな」の意味は願望だったね。「てしが(な)・にしが(な)」の訳は「~たい・~たいものだ」、「もがな・がな」の訳は「~があればいいなあ・~であれあばいいなあ」
これらのポイントをおさえて問題を解こう。

(1)あっぱれ、よかろう敵がな。
「がな」は願望なので、正解は「敵がいればいいなあ」。

(2)ほかの月を見てしがな。
「てしがな」は願望なので、正解は「見たいものだ」。

(3)世の中にさらぬ別れのなくもがな。
「もがな」は願望なので、正解は「なければいいなあ」

(4)伊勢の海に遊ぶ海人ともなりにしか。
「にしか」は願望なので、正解は「なりたいものだ」
答え


練習問題。現代語訳をしよう。