高校古文

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5分でわかる!「ば」の用法

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この動画の要点まとめ

ポイント

「ば」の用法は順接仮定条件・順接確定条件

高校古文 4章2 現代文と古文の比較

これでわかる!
ポイントの解説授業
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高校古文4章「助詞」。今回は接続助詞「ば」について学習するよ。

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ポイントの1つ目は「ば」の用法。接続助詞は文と文とをつなげる働きをしたね。
「ば」には「順接仮定条件」と「順接確定条件」の2つの用法があるんだ。まずは順接仮定条件からみていくよ。

高校古文 4章2 順接仮定条件

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順接仮定条件の形は「未然形」で訳は「もし~ならば・~たら」だよ。
例文の「人を殺さば」は四段動詞「殺す」の未然形+「」なので、順接仮定条件で訳すよ。だから訳は「もし人を殺したら」だね。つぎは順接確定条件をみていくよ。

高校古文 4章2 順接確定条件

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順接確定条件の形は「已然形」で訳は2種類あるよ。原因・理由のときは「~ので」、偶然条件のときは「~と・~ところ」と訳すんだ。
例文の「今日には見えぬ鳥なれば」は助動詞「なり」の已然形+「」なので、順接確定条件で訳すよ。訳は2つあるけど、ここでは原因・理由で訳して「京では見かけない鳥であるので」だね。

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2つ目の例文「石山に籠りたれば」は助動詞「たり」の已然形+「ば」なので、順接確定条件で訳すよ。訳は2つあるけど、雨が降り出した原因は石山寺に籠っていたからではないよね。だから偶然条件で訳して「石山寺に籠っていると」だよ。

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接続助詞「ば」の2つの用法「順接仮定条件」と「順接確定条件」をおさえてね。

この授業の先生

黒須 宣行 先生

大手予備校にて、基礎から難関私大対策まで幅広い講座を担当。教師歴30年以上の大ベテラン。豊富な知識・経験に裏打ちされた授業は、独特な親しみやすい人柄もあいまって人気を博している。

「ば」の用法
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