高校古文

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5分でわかる!「の・が」の用法

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この動画の要点まとめ

ポイント

「の・が」の用法は主格・連体修飾格・同格・体言の代用・連用修飾格

高校古文 4章9 文型と意味

これでわかる!
ポイントの解説授業
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高校古文4章「助詞」。今回は格助詞「の・が」について学習するよ。

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ポイントの1つ目は「の・が」の用法。「の・が」の用法は主格・連体修飾格・同格・体言の代用・連用修飾格の5つだよ。
「体言や連体形など」+「の・が」の形のとき、訳は5つあるんだ。1つ目は主格で「~が」、2つ目は連体修飾格で「~の」、3つ目は同格で「~で」、4つ目は体言の代用で「~のもの」、5つ目は連用修飾格で「~のように」。ただし「が」には連用修飾格の用法はないよ。
それぞれの訳の例をみていこう。まずは主格からだよ。

高校古文 4章9 主格

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例文の「月いでたらむ」は「月」が「出る」の主語になっているね。なので、主格で訳して「月が出たような」だよ。
例文の2つ目の「犬君逃がしつる」は「犬君」が「逃がす」の主語になっているね。なので、主格で訳して「犬君が逃がしてしまった」だよ。つぎは連体修飾格をみていこう。

高校古文 4章9 連体修飾格

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例文の「二つ矢」は「二つ」が「矢」を修飾しているね。なので、連体修飾格で訳して「二つの矢」だよ。
例文の2つ目の「竹取家」は「竹取」が「家」を修飾しているね。なので、連体修飾格で訳して「竹取の家」だよ。つぎは同格をみていこう。

高校古文 4章9 同格

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例文の「大きやかなる家あばれたる」は「あばれたる」の後に「家」を補うことができるね。なので、同格で訳して「大きい家で、荒れ果てている家」だよ。つぎは体言の代用をみていこう。

高校古文 4章9 体言の代用

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例文の「唐はさらなり」は「の」の後に「もの」が省略されているね。なので、体言の代用で訳して「唐のものはいうまでもない」だよ。
例文の2つ目の「大伴黒主なり」は「が」の後に「もの」が省略されているね。なので、体言の代用で訳して「大伴黒主のもの(歌)」だよ。最後に連用修飾格をみていこう。

高校古文 4章9 連用修飾格

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例文の「例」は「~のように」と訳せるので、連用修飾格で「いつものように」だよ。

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格助詞「の・が」の5つの用法、主格・連体修飾格・同格・体言の代用・連用修飾格をおさえよう。

この授業の先生

黒須 宣行 先生

大手予備校にて、基礎から難関私大対策まで幅広い講座を担当。教師歴30年以上の大ベテラン。豊富な知識・経験に裏打ちされた授業は、独特な親しみやすい人柄もあいまって人気を博している。

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