高校化学

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5分で解ける!無機物質(テスト3、第1問)に関する問題

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この動画の問題と解説

問題

一緒に解いてみよう
演習1

高校化学 無機物質15 ポイント1 答えなし

解説

これでわかる!
問題の解説授業
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今回は確認テストです。
実際に問題を解きながら、これまでの内容を復習していきましょう。

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まずは、演習1です。

アンモニアの製法は、塩化アンモニウムと水酸化カルシウムの混合物を加熱

高校化学 無機物質15 ポイント1 答えなし

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(1)は、塩化アンモニウムと水酸化カルシウムからアンモニアを作るときの反応式を書く問題です。

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答えは、次のようになります。
2NH4Cl+Ca(OH)2→2NH3+CaCl2+2H2O

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この反応では、強酸と弱塩基の塩である塩化アンモニウムに、強塩基である水酸化カルシウムを反応させ、アンモニアが得られました。
このような反応のことを、弱塩基の遊離といいます。

アンモニアは上方置換

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(2)は、アンモニアの捕集方法を答える問題です。
つまり、発生させたアンモニアを、どのように集めるべきか問われています。
ポイントは、水に溶けるかどうかでしたね。

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アンモニアは、水に溶けやすく、空気より軽い気体でした。
そのため、上方置換で集めるのがふさわしいですね。
よって、答えはになります。

塩基性気体には、塩基性または中性の乾燥剤

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(2)で集めたアンモニアは、水を含んでいるので、乾燥させる必要があります。
そのために利用する乾燥剤として、適当なものはどれでしょうか?

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乾燥剤の名前は、聞きなれないかも知れませんね。
ポイントは、それぞれの乾燥剤が酸性か塩基性かです。
というのも、アンモニアは塩基性なので、酸性の乾燥剤と反応してしまうのです。
すると、アンモニアの数が減るだけでなく、中和によって新たに水ができてしまいますね。

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というわけで、塩基性または中性の乾燥剤を探しましょう。
選択肢の乾燥剤について確認してみると、次のようになります。
 ア 濃硫酸酸性
 イ 十酸化四リン酸性
 ウ ソーダ石灰塩基性

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よって、答えはとなります。

高校化学 無機物質15 ポイント1 答えあり
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