高校化学

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5分でわかる!塩化アンモニウムとアンモニア

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この動画の要点まとめ

ポイント

塩化アンモニウムとアンモニア

高校化学 無機物質13 ポイント1 答えあり

これでわかる!
ポイントの解説授業
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今回のテーマは、「塩化アンモニウムとアンモニア」です。

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みなさんは、中学校などでアンモニアNH3 について学習したことがあると思います。
たとえば、次のような性質がありましたね。
 ・刺激臭がある
 ・1価の弱塩基である
 ・水に溶けやすい

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今回は、アンモニアの製法について、学習していきましょう。

アンモニアの材料は、塩化アンモニウムと水酸化カルシウム

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アンモニアには、いくつかの製法がありますが、今回は実験室でもできるような簡単な方法を紹介します。

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図のような実験装置を用意しました。

高校化学 無機物質13 ポイント1 図のみ

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まず、試験管の中に、2種類の固体を混ぜて入れます。
塩化アンモニウムNH4Cl水酸化カルシウムCa(OH)2 の2つです。
そして、この混合物をガスバーナーで加熱していますね。

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この反応を反応式で表すと、次のようになります。
 2NH4Cl+Ca(OH)2→CaCl2+2NH3+2H2O

弱延期の遊離でアンモニアが発生

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みなさん、この反応の意味がわかりますか?
塩化アンモニウムは、強酸と弱塩基による塩です。
この塩に強塩基を加えることで、弱塩基の遊離が起こっているわけです。

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ちなみに、この実験では、試験管の入り口が下になるように傾けています。
これは、発生した水が加熱されて、試験管が割れてしまうのを防ぐためです。

高校化学 無機物質13 ポイント1 答えあり

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アンモニアの簡単な製法を押さえておきましょう。

この授業の先生

五十嵐 健悟 先生

「目に見えない原子や分子をいかにリアルに想像してもらうか」にこだわり、身近な事例の写真や例え話を用いて授業を展開。テストによく出るポイントと覚え方のコツを丁寧におさえていく。

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