高校化学

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5分でわかる!硫酸の製法

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この動画の要点まとめ

ポイント

硫酸の製法

高校化学 無機物質10 ポイント1 答えあり

これでわかる!
ポイントの解説授業
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今回のテーマは、「硫酸の製法」です。

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みなさんは、硫酸という物質について学習したことがありますね。
硫酸は、工業的に広く利用されています。
今回は、硫酸の工業的製法について見ていきましょう。

二酸化硫黄SO2⇒三酸化硫黄SO3⇒硫酸H2SO4

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硫酸を作るためには、次の図のような装置を使います。

高校化学 無機物質10 ポイント1 図のみ

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少し大掛かりな装置に見えますね。
順を追って理解していきましょう。

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まず、図の左からは、二酸化硫黄SO2 が入っています。
この二酸化硫黄が酸化されて、三酸化硫黄SO3 になります。
反応式は、次のようになります。
 2SO2+O2→2SO3

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この時、触媒として五酸化バナジウムV2O5 を用います。
酸化数の変化は、S:+4→+6となります。

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こうしてできた三酸化硫黄を濃硫酸に溶かすと、発煙硫酸になります。
さらに、発煙硫酸を希硫酸に溶かすことで、濃硫酸が得られます。
 SO3+H2O→H2SO4

硫酸の工業的製法は接触法

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このように、二酸化硫黄から硫酸をつくることができました。
この方法は、工業的製法として広く活用されており、接触法と呼ばれます。

高校化学 無機物質10 ポイント1 答えあり

この授業の先生

五十嵐 健悟 先生

「目に見えない原子や分子をいかにリアルに想像してもらうか」にこだわり、身近な事例の写真や例え話を用いて授業を展開。テストによく出るポイントと覚え方のコツを丁寧におさえていく。

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