高校化学

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5分でわかる!硝酸の製法

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この動画の要点まとめ

ポイント

硝酸の製法と性質

高校化学 無機物質14 ポイント1 答えあり

これでわかる!
ポイントの解説授業
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今回は、「硝酸の製法と性質」について解説していきます。

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一酸化窒素と二酸化窒素の製法は、銅と希硝酸、または濃硝酸を反応させていました。
このように、 硝酸HNO3 は様々なところでよく使われています。

アンモニアから硝酸をつくる

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次のイラストは、硝酸をつくる装置を表しています。

高校化学 無機物質14 ポイント1 答えあり

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はじめに、アンモニアを白金触媒で酸化し、一酸化窒素を作ります。
 4NH3+5O2→4NO+6H2O

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次に、一酸化窒素を酸化して二酸化窒素を作ります。
 2NO+O2→2NO2

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最後に、二酸化窒素を水に溶かします。
 3NO2+H2O→2HNO3+NO
ようやく硝酸ができましたね。
ちなみに、ここで生じた一酸化窒素は、前の工程に戻して再利用されます。

硝酸の製法は、オストワルト法

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アンモニア→一酸化窒素→二酸化窒素→硝酸と変化しましたね。
このような、硝酸の工業的製法のことを、オストワルト法といいます。

この授業の先生

五十嵐 健悟 先生

「目に見えない原子や分子をいかにリアルに想像してもらうか」にこだわり、身近な事例の写真や例え話を用いて授業を展開。テストによく出るポイントと覚え方のコツを丁寧におさえていく。

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