高校化学

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5分でわかる!ヘンリーの法則

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この動画の要点まとめ

ポイント

ヘンリーの法則

高校化学 物質の状態と平衡23 ポイント2 答え全部

これでわかる!
ポイントの解説授業
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今回のテーマは、「ヘンリーの法則」です。

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先ほどは、気体の溶解度について学習しました。
こちらは、気体が溶ける量と 温度 の関係を表したものでしたね。
次に、気体が溶ける量と 圧力 の関係について、学習していきましょう。

圧力が2倍になると溶ける量も2倍、圧力が3倍になると溶ける量も3倍

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次の図を見てください。

高校化学 物質の状態と平衡23 ポイント2 図のみ

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図の左の容器には、液体と気体が入っています。
左端の容器にはおもりが1つ乗っており、液体には 2粒 の気体分子が溶けています。
この時の気体の圧力を、 P〔Pa〕 とします。

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では、 圧力を2倍 にしたらどうなるでしょうか?
真ん中のイラストを見てください。
圧力が 2P〔Pa〕 になり、溶けている気体分子は 4粒 になっています。
圧力が2倍になると、 溶ける量も2倍 になっていますね。

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さらに、 圧力を3倍 にしてみましょう。
右端のイラストでは、圧力が 3P〔Pa〕 で、溶けている気体分子は 6粒 です。
圧力が3倍になって、 溶ける量が3倍 になっていますね。

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どうやら圧力と気体の溶ける量には法則性がありそうです。

高校化学 物質の状態と平衡23 ポイント2 図のみ

ヘンリーの法則では、一定量の溶媒に溶ける気体の質量(物質量)は、その気体の圧力(分圧)に比例

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以上の内容をまとめると、次のようになります。
温度が一定ならば、一定量の溶媒に溶ける気体の質量(物質量)は、その気体の 圧力(分圧)に比例 します。

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この法則を ヘンリーの法則 といいます。
定義とイメージを一緒に覚えておきましょう。

高校化学 物質の状態と平衡23 ポイント2 答え全部

この授業の先生

五十嵐 健悟 先生

「目に見えない原子や分子をいかにリアルに想像してもらうか」にこだわり、身近な事例の写真や例え話を用いて授業を展開。テストによく出るポイントと覚え方のコツを丁寧におさえていく。

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