高校化学

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5分でわかる!気体の溶解度

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この動画の要点まとめ

ポイント

気体の溶解度

高校化学 物質の状態と平衡23 ポイント1 答え全部

これでわかる!
ポイントの解説授業
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今回のテーマは、「気体の溶解度」です。

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みなさんのまわりには、色々な種類の炭酸飲料がありますよね。
しかし、どうして炭酸飲料がシュワシュワとするのか、考えたことはありますか?
実は、炭酸飲料の中には、 二酸化炭素 が溶けているのです。
その二酸化炭素が気体に戻る時に、小さな泡がでてくるわけです。

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今回は、 気体が水に溶ける現象 について学んでいきましょう。

気体にも溶解度がある

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みなさんはこれまで、固体の溶解度について学習してきました。
実は、 気体にも溶解度がある のです。
気体の溶解度とは、 水1Lに対して、何molの気体が溶けるか を表したものです。

温度が高くなるほど、気体は溶けにくくなる

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実際に気体の溶解度をまとめてみると、次の表のようになります。

高校化学 物質の状態と平衡23 ポイント1 答え全部

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まずは、左から2番目の列を見てみましょう。
こちらは、 酸素の溶解度 を表したものです。
0℃と80℃を比べると、「温度が高いほど溶けにくい」ことがわかりますね。

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他の気体の場合はどうでしょうか?
左から2列目には 二酸化炭素 、一番右の列には アンモニア が書かれています。
どちらの場合も、「温度が高いほど溶けにくい」ということがわかります。

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つまり、気体については、 「温度が高いほど溶けにくい」 のです。
これは、 固体の溶解度の場合と逆 ですね。

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気体分子は、固体分子よりも大きなエネルギーをもっています。
ですから、温度が高くなると、溶媒の中から飛び出していくようなイメージですね。

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温度が高くなるほど、気体は溶けにくくなる ということを覚えておきましょう。

この授業の先生

五十嵐 健悟 先生

「目に見えない原子や分子をいかにリアルに想像してもらうか」にこだわり、身近な事例の写真や例え話を用いて授業を展開。テストによく出るポイントと覚え方のコツを丁寧におさえていく。

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