高校化学

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5分でわかる!再結晶と計算

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この動画の要点まとめ

ポイント

再結晶と計算

高校化学 物質の状態と平衡20 ポイント2 答え全部

これでわかる!
ポイントの解説授業
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今回のテーマは、「再結晶と計算」です。

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今回は、問題が登場しています。
まずは、問題文の意味を理解しましょう。
硝酸カリウム水溶液の温度を、60℃から40℃に下げました。
このときに析出する結晶の質量を答える問題です。
再結晶 に関わる内容だとわかりますね。

再結晶の問題では、飽和状態の「溶質:溶媒」に注目

高校化学 物質の状態と平衡20 ポイント2 答えなし

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溶解度に注目しながら、比例式を立ててみましょう。
水100gを使って、60℃の飽和溶液をつくりました。
60℃における溶解度は110なので、110gの硝酸カリウムが溶けていることになりますね。

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ここで、40℃の状態に注目しましょう。
40℃に冷却した時析出した量をx gとすると、次の式ができます。
  硝酸カリウムの質量:水の質量=(110-x):100…①

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ここでもう一つ式を立ててみましょう。
40℃の状態では、硝酸カリウムが析出して、また飽和状態になっています。
ということは、溶解度と同じ分量の硝酸カリウムが溶けていることになります。
このことから、次の式が成り立ちますね。
  硝酸カリウムの質量:水の質量=64:100…②

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①と②を比較すると、次のようになります。
 (110-X):100=64:100
 x=46
よって、答えは、 46g となります。

高校化学 物質の状態と平衡20 ポイント2 答え全部

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このように、再結晶の問題では、 飽和状態の「溶質:溶媒」に注目して比例式を立てることができる のです。

この授業の先生

五十嵐 健悟 先生

「目に見えない原子や分子をいかにリアルに想像してもらうか」にこだわり、身近な事例の写真や例え話を用いて授業を展開。テストによく出るポイントと覚え方のコツを丁寧におさえていく。

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