5分でわかる!カンマのついた関係代名詞1(who,whom)

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この動画の要点まとめ
ポイント
つけたしの情報「ちなみに」

実は、関係代名詞の前にカンマがつくことがあるんだ。
カンマがつくパターンと、カンマがつかないパターン、
どのように違うのかに注意して学んでいくよ。

次の例題を通して考えていこう。

(1)では、「こちらがジャックです。」に、ちなみに「彼はシアトル出身です。」という情報をつけたしているんだね。

(2)では、「彼には娘がいる。」に、ちなみに「その娘は大学生だ。」という情報を、つけたしているんだ。

(1)も(2)も、関係代名詞を使って直前の名詞にい情報をつけたしたいね。このとき、下線の前にカンマがあることに注目しよう。ポイントはこちら。

「人, who ~」 の形で、
「人(ちなみに・そして~)」 のように、
情報をつけたすことができるよ。

この「人」の部分には、
Jackのような固有名詞や、
his daughter「彼の娘」など、
特定の人として決めることができる「人」 がくるよ。

特定の人に対して、「, who ~」 を後ろに置くことで、
「ちなみに・そして〜」のように、情報をつけたせる んだ。

逆に言うと、固有名詞の後ろに関係代名詞を置くときは、必ずカンマを入れよう。

例えば、カンマを入れずに、
Jack who is from Seattleとすると、
「シアトル出身のジャックは全員」のように、
よくわからない意味になってしまうんだ。

特定できる「人」の後ろの、「, who ~」はつけたし。
「ちなみに・そして~」 のようにとらえよう。

それじゃあ、問題に戻ってみよう。


Jackという固有名詞の後ろにカンマがあることに注目。
Jackという特定の人に対して、カンマ以降の部分で、
「シアトル出身です」という情報をつけたしているんだね。

「人, who ~」の形で、情報をつけたそう 。
どの関係詞を使うかは、カンマが無いときとまったく同じ。
下線の後ろにはisという動詞がきているから、
「人が」 の代わりになる、関係代名詞whoを使うよ。

文全体では、This is Jack**, who** is from Seattle.だよ。
「人, who ~」 の形になったね。


次に(2)を見ていこう。


He has a daughter「彼には娘がいる」だね。
彼の娘はとある「1人」に特定することができるよね。

なのでここも、「特定できる人」の後ろに、
カンマと関係代名詞を置いて、情報をつけたす形にしよう。

下線の後ろにはisという動詞がきているから、
主語の**「人が」** の代わりになる、関係代名詞whoを使うよ。

カンマがきたら、,whoの後ろはつけたしの情報だよ。


固有名詞など 特定できる人の後ろに、「,who~」 をおいて、
「ちなみに・そして~」と情報をつけたす よ。
カンマ+関係代名詞 は 特定されるもののつけたし説明 。

カンマの後ろに代名詞を置きたくなるかもしれないけれど、
それでは文がつながらないよね。
つい代名詞を置いてしまわないように注意しよう。

今回のテーマは 「カンマのついた関係代名詞①(who,whom)」 についてです。