高校英語文法

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5分でわかる!関係代名詞1(「人が~」「物が~」の代わり)

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5分でわかる!関係代名詞1(「人が~」「物が~」の代わり)

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この動画の要点まとめ

ポイント

関係代名詞①(「人が〜」「物が〜」の代わり)

高校英語文法 関係代名詞1・2のポイント アイコンあり

これでわかる!
ポイントの解説授業

うしろから意味のカタマリを付け足すには?

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今回のテーマは 「関係代名詞①(『人が〜』『物が〜』の代わり)」 についてです。
関係代名詞 とは、簡単にいうと 名詞のうしろから説明をつけたす語 のこと。

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関係代名詞 には、who, whom, which, that …… など、様々な種類があるよ。
第1回目の授業では 関係代名詞whoとwhichの使い方 を学ぼう。
次の例題を通して考えていこう。

高校英語文法 関係代名詞1・2の例題(1)(2) アイコンあり

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下線部に英語を補う問題だね。

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(1)は「東京に住んでいる姉」とあるよ。
sister「姉」という名詞に、「東京に住んでいる」という意味のカタマリが、うしろからかかる形になりそうだね。

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(2)は、「丘の上に立つ家」とあるね。stand on ~「〜の上に立つ」、hill「丘」という意味。
house「家」という名詞に、「丘の上に立つ」という意味のカタマリが、うしろからかかる形になりそうだ。

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うしろから意味のカタマリを足すために、(1)(2)では、それぞれ下線に何を補ったら良いのかな。
今回のポイントを確認していこう。

高校英語文法 関係代名詞1・2のポイント アイコンなし

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まず 関係代名詞who について。
「人+who ~」 の形で 「その人が~」という説明をうしろからつけたせる んだ。

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次に 関係代名詞which
直前の名詞が「人」ではなく「物」の場合は、whichを使うよ。
つまり 「物+which~」 の形で 「その物が~」という説明をうしろからつけたせる んだね。

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関係代名詞の「関係」は、意味のカタマリをくっつけるイメージとつかんでおこう。
「代名詞」 とつくのは 「その人が/その物が~」 のように 直前の名詞の代わり になるからだね。

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それじゃあ問題に戻ってみよう。

高校英語文法 関係代名詞1・2の例題(1) アイコンなし

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「東京に住んでいる」という意味のカタマリが、前にあるsister「姉」という名詞を説明するんだね。

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「姉」は 人物 なので 関係代名詞who を使って、うしろから意味のカタマリをくっつけよう。
a sister who lives in Tokyoとなるね。下線にはwhoを補うよ。

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文全体を見てみると、
Tom has a sister + who lives in Tokyo.
「トムには姉がいる」+「 その人が 東京に住んでいる」。
このように 関係代名詞は「名詞を説明する意味のカタマリ」をくっつける と考えるとわかりやすいよ。

(1)の答え
高校英語文法 関係代名詞1・2の例題(1) 答え入り アイコンなし
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次に(2)を見てみよう。

高校英語文法 関係代名詞1・2の例題(2) アイコンなし

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「丘の上に立つ」という意味のカタマリが、前にあるhouse「家」という名詞を説明するんだね。

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「家」は なので 関係代名詞which を使って、うしろから意味のカタマリをくっつけよう。
a house which stands on a hillとなるね。下線にはwhichを補うよ。

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文全体を見てみると、
They live in a house + which stands on a hill.
「彼らは家に住んでいる」+「 その物が(それが) 丘の上に立っている」。
関係代名詞は、「名詞を説明する意味のカタマリ」をくっつける はたらきをするんだ。

(2)の答え
高校英語文法 関係代名詞1・2の例題(2) 答え入り アイコンなし

「関係」代名詞は、「前後をくっつける」代名詞!

高校英語文法 関係代名詞1・2の例題(3)(4) アイコンなし

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例題の(3)を見てみよう。
「ニューヨーク出身の」という意味のカタマリを、friend「友達」という名詞のうしろに付け足したいね。

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もし2文に分けても良いのであれば、
I have a friend. She[He] is from New York.
「私には友達がいます」「彼女[彼]はニューヨーク出身です」
のように表すことができるよね。

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ただここでは、2文をくっつけて1文で表現したい。
そんなときは、代名詞She[he]のかわりに 関係代名詞who を使うんだ。

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関係代名詞whoを使って2文をつなげると、
I have a friend who is from New York.
「私には友達がいます」+「その人はニューヨーク出身です」。
つまり「私にはニューヨーク出身の友達がいます」という意味を表すことができるんだ。

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関係代名詞の「関係」は、「意味のカタマリをくっつける」というイメージ。
「直前の名詞に、うしろから説明をくっつける代名詞」が関係代名詞 なんだね。

(3)の答え
高校英語文法 関係代名詞1・2の例題(3) 答え入り アイコンなし
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続いて(4)を見ていこう。

高校英語文法 関係代名詞1・2の例題(4) アイコンなし

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「初心者向けの」という意味のカタマリを、book「本」という名詞のうしろに付け足したいね。

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This is the book. It is good for beginners.
「これは本だ」「それは初心者向けだ」のように、2文で表しても意味は伝わるよね。

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ただ、今回はこれを1文にしたいんだ。
そのために、代名詞itのかわりに 関係代名詞which を使うよ。

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This is the book which is good for beginners.となるよ。
「これは本です」+「それは初心者向けです」。
つまり、「これは初心者向けの本です」という意味を表すことができるんだね。

(4)の答え
高校英語文法 関係代名詞1・2の例題(4) 答え入り アイコンなし
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このように、関係代名詞を使うと 意味をカタマリで足して、人・物を修飾することができるんだ。
ただの代名詞と違って 「うしろからカタマリで意味を足す働きをもつ代名詞」が関係代名詞 だとイメージしておこう。

この授業の先生

木村 智光 先生

テンポの良い解説で、難しい用語を使わずに、高校英語の要諦をわかりやすく指導します。 定期テストに出やすい英文法の問題パターンを研究し、授業ではそのポイントが随所にちりばめられています。

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