高校古文
5分で解ける!形容詞・形容動詞の語幹の用法に関する問題
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語幹の用法
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語幹の用法は3種類あったね。覚えているかな?
1つ目は感動詞「あな」+語幹+間投助詞「や」で「ああ、~だなあ」と、感動がこもった表現になること。
2つ目は語幹+格助詞「の」+体言で、語幹が体言を修飾する連体修飾語になること。
3つ目は体言+間投助詞「を」+形容詞の語幹+接尾語「み」で「・・・が~なので」という意味になること。
この3つのポイントをおさえて問題を解こう。
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(1)あな、かま、人に聞かすな。
「かま」は形容詞「かまし」の語幹。「あな」+語幹で間投助詞「や」が省略された形だね。訳は「ああ、やかましいなあ」としたいところだけど、「人に聞かすな」とつながりが悪い。こういう場合の「あな、かま」は「しっ静かに」と訳すと上手くいくよ。これが正解。
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(2)初の矢になほざりの心あり。
「なほざり」は形容動詞「なほざりなり」の語幹。語幹+格助詞「の」+体言の形だね。正解は「いいかげんな気持ち」。
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(3)月夜良み門に出で立ち、~。
「良」は形容詞「良し」の語幹。体言+形容詞の語幹+接尾語「み」で間投助詞「を」が省略された形だね。正解は「月夜がすばらしいので」。
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(4)おもしろの月のひかりや。
「おもしろ」は形容詞「おもしろし」の語幹。語幹+格助詞「の」+体言の形に間投助詞「や」がくっついている。正解は「すばらしい月の光だなあ」。
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(5)あな、きよら
「きよら」は形容動詞「きよらなり」の語幹。「あな」+語幹で間投助詞「や」が省略された形だね。正解は「ああ美しいなあ」
答え
![高校古文 2章7 練習 答え有](https://d12rf6ppj1532r.cloudfront.net/images/k/0/jap_cla/2_0_7_4/k_jap_cla_2_0_7_4_image02.png)
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練習問題。口語訳をしよう。