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5分でわかる!二酸化炭素の製法と性質

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この動画の要点まとめ

ポイント

二酸化炭素の製法と性質

高校化学 無機物質17 ポイント2 答えあり

これでわかる!
ポイントの解説授業
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今回のテーマは、「二酸化炭素の製法と性質」です。

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前回は、炭素の化合物として、一酸化炭素COの製法と性質を紹介しました。
次に、 二酸化炭素CO2 について見ていきましょう。

二酸化炭素の製法は、炭酸カルシウム+塩酸、炭酸カルシウムの強熱

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二酸化炭素は、 炭酸カルシウムH2CO3塩酸を加えると発生します。
反応式は、次のようになります。
 CaCO3+2HCl→CaCl2+CO2+H2O
強酸である塩酸を加えたことで、弱酸である炭酸が遊離したイメージです。
このような反応を、弱酸の遊離といいます。

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また、炭酸カルシウムを強熱すると、次のような反応が起こります。
 CaCO3→CaO+CO2

高校化学 無機物質17 ポイント2 答えあり

二酸化炭素の性質は、弱酸性、酸性酸化物

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二酸化炭素を水に溶かしたものが炭酸です。
炭酸の電離平衡は、次のように表されます。
 H2CO3⇄H++HCO3-

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二酸化炭素は酸性酸化物なので、塩基と反応して塩を生じることになります。
たとえば、二酸化炭素と水酸化カルシウムが反応すると、次のような反応が起こります。
 CO2+Ca(OH)2→CaCO3+H2O

高校化学 無機物質17 ポイント2 答えあり

この授業の先生

五十嵐 健悟 先生

「目に見えない原子や分子をいかにリアルに想像してもらうか」にこだわり、身近な事例の写真や例え話を用いて授業を展開。テストによく出るポイントと覚え方のコツを丁寧におさえていく。

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