高校化学

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5分でわかる!ファントホッフの法則

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5分でわかる!ファントホッフの法則

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この動画の要点まとめ

ポイント

ファントホッフの法則

高校化学 物質の状態と平衡27 ポイント2 答え全部

これでわかる!
ポイントの解説授業
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今回のテーマは、「ファントホッフの法則」です。

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みなさんは浸透圧について学習してきましたね。
次に、浸透圧を実際に求めるための方法を学びましょう。

ファントホッフの法則では、ΠV=nRT

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その際に使うのが、 ファントホッフの法則 です。
  ΠV=nRT
 Π:浸透圧〔Pa〕
 V:体積〔L〕
 n:溶質の物質量〔mol〕
 R:気体定数〔Pa・L/(K・mol)〕
 T:絶対温度〔K〕
この式に値を当てはめれば、浸透圧を求めることができるのです。

高校化学 物質の状態と平衡27 ポイント2 ポイントのみ 答え全部

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ところで、みなさんは、これとよく似た式を見たことはありませんか?
気体の状態方程式PV=nRTですね。
ファントホッフの法則は、 溶液について気体の状態方程式を使ってみた というイメージなのです。
きちんと覚えておきましょう。

ファントホッフの法則を変形させると、さらに計算が簡単

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ファントホッフの法則は変形させると、計算が楽になる場合があります。
余裕のある人は、次の式もおさえておきましょう。
といっても、暗記する必要はありません。
自分で導くことができればいいのです。

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ΠV=nRTの両辺をVで割ると、次のようになります。
  Π=n/V×RT

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n/Vは溶液のモル濃度c〔mol/L〕と置き換えることができますね。
  Π=cRT
つまり、モル濃度で浸透圧を求めることができるのです。

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さらに、溶質の質量をw〔g〕、分子量をM〔g/mol〕としてみましょう。
n=w/Mなので、次の式も成り立ちます。
  ΠV=w/M×RT

高校化学 物質の状態と平衡27 ポイント2 答え全部

この授業の先生

五十嵐 健悟 先生

「目に見えない原子や分子をいかにリアルに想像してもらうか」にこだわり、身近な事例の写真や例え話を用いて授業を展開。テストによく出るポイントと覚え方のコツを丁寧におさえていく。

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