5分でわかる!名詞節を導くthat
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この動画の要点まとめ
ポイント
thatが「名詞のカタマリ」をつくる
(1)は「彼がニューヨーク出身だ」の部分が主語だね。ただし,英文の主語はitで,he is from New Yorkは文の後ろの方にきている。
(2)は「彼は正直者ではありません」he is not honestが,主語のthe problemの内容を表しているよ。下線に入る語がなくても,意味は通じるんだけど,The problem is he is ~としてしまうと,isのあとにすぐheがきて,形がおかしいよね。
(1)(2)に共通するのは 「彼がニューヨーク出身だ」「彼は正直者ではありません」という文そのものが,名詞のカタマリになっている ということ。文を「名詞のカタマリ」にする接続詞thatのはたらきについて整理しておこう。
「名詞のカタマリ」をつくる,つまり名詞節を導くthatについては,2パターン覚えておこう。
①that節が主語になる場合
thatがつくる名詞節が主語になる場合があるよ。主語は文頭にくるのが一般的だけど,that節が主語の場合は,仮主語(形式主語)のitを文頭に置いて,that節がうしろにくる方が圧倒的に多い。「thatからはじまる長いカタマリ」が文頭に来ると,頭でっかちになってバランスが悪いからね。
主語の位置にitを置いておきitの内容を後からthatのカタマリで表すんだ。
②that節が目的語や補語になる場合
thatがつくる名詞節が目的語や補語になる場合もあるよ。このとき,多くの場合は,動詞のあとにthat節が置かれることになるんだ。
itの内容をthat節で表そう
主語のitが表すのは,he is from New Yorkだね。下線にthatを補って,主語のitの内容をthat he is from New York という名詞節で表そう。
「彼は正直者ではない」をthat節で表そう
The probolem「困ったこと」の内容は「彼は正直者ではない」だね。thatを使った名詞節that he is not honestというカタマリで表そう。
「彼は正直者だ」をthat節で表そう
I think「私が知っている」の目的語は「彼は正直者だ」だね。thatを使った名詞節that he is honestというカタマリで表そう。
thatは「あれ」という代名詞だけでなく,接続詞としてもよく登場するよ。今回は, 「名詞節を導くthat」 について解説しよう。