5分でわかる!「時」を表す接続詞1(whenとwhileの違い)

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この動画の要点まとめ
ポイント

2つの文を対等に並べるのが等位接続詞だよ。これに対して,「Aしたとき,B」「AならばB」のように,Bの内容をサポートする役割の接続詞を従位(従属)接続詞というんだ。

……といっても,具体的なイメージがわかないよね。まずは 「時」を表す従位接続詞 から整理していこう。
「~する時」はwhen 「~する間」は?

下線部分に英語を補う問題だね。

(1)「私は子どものころ,ニューヨークに住んでいました。」とあるね。「時」を表す接続詞,whenを使って表せそうだよ。

(2)は,「私が皿洗いをしている間,彼らはトランプで遊んでいました」。こちらも「時」を表しているからwhenでいいのかな?

でもちょっと待って。「私が皿洗いをしている」と「彼らはトランプで遊んでいました」は,同時に起こっている出来事だね。

「まさに~している間」 という 「進行形」が使われているとき には,whenよりもピッタリな表現があるんだ。次のポイントを確認しよう。

「時」を表す接続詞の中で,
whenは「~する時」
whileは「~する間」
を表すよ。whileの文は,主に進行形が使われることに注意しよう。
接続詞のあとの動詞をチェック

(1)は,「子どものころ」とあるね。
「~する時」という意味の接続詞when を使おう。


「私が皿洗いをしている間」とあるね。
「~する間」は,接続詞while を使おう。

while I was washing the dishesで「私が皿洗いをしている間」となるよ。接続詞whileがつくる節の中で,動詞が過去進行形was washingになっていることからも,whileが最適だとわかるね。

when,whileが表すイメージを考えよう

「日が沈んでから」とあるね。「~した後」という意味の接続詞afterでもよいけど,ここでは接続詞whenがピッタリな表現であることを覚えておこう。

「日が沈む」と「帰る」という順番が,厳密に決まっていればafter「~した後」がよいけれど,「沈んでから帰った」は,「太陽が沈むころに」というニュアンスだよね。だからwhenを使って表すんだ。

このように,whenとあっても,「~する時」と訳すだけではなく,文脈から訳が決まることを押さえておこう。


**Some ~ , others … .**は, 「~もいれば,…もいる。」 という定型表現。また not at allで,「全く~ない」 だよ。

この文では,「読書が好きな人」と「本を全く読まない人」の対比をしているよね。対比を表すときには,実は,接続詞whileが使えるんだ。

接続詞whileには,
①「~する間」という「時」の意味
②「一方」という,「対比」の意味
という二つの使い方があるよ。
「対比」のwhile もしっかりと押さえておこう。


これまでand,but,orなど等位接続詞について学習したきたね。