高校生物
5分で解ける!神経誘導に関する問題
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練習の解説授業
神経誘導についておさえよう
![高校 生物 動物の発生16 練習 練習(1)](https://d12rf6ppj1532r.cloudfront.net/images/k/0/sci_bio/5_2_16_3/k_sci_bio_5_2_16_3_image02.png)
![高校 生物 動物の発生16 練習 練習(2)](https://d12rf6ppj1532r.cloudfront.net/images/k/0/sci_bio/5_2_16_3/k_sci_bio_5_2_16_3_image03.png)
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形成体とは、他の組織の分化を誘導する組織です。
外胚葉の細胞は、通常はBMPの作用により表皮になる運命でした。
しかし、BMPを抑制する因子によって神経へと誘導されます。
BMPを抑制する因子を分泌し、外胚葉の細胞を神経へと誘導する形成体は、原口背唇部です。
![高校 生物 動物の発生16 練習 練習(3)](https://d12rf6ppj1532r.cloudfront.net/images/k/0/sci_bio/5_2_16_3/k_sci_bio_5_2_16_3_image04.png)
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原口背唇部から分泌される神経誘導因子は、BMPを抑制します。
そのため、神経誘導因子の作用を受けた外胚葉領域が神経へと誘導されるのです。
このような働きをする神経誘導因子は、ノギン、コーディン、フォリスタチンです。
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神経誘導因子が直接的に外胚葉を神経へ誘導するわけではないので注意しましょう。
外胚葉は本来神経へ分化する性質をもっており、BMPが抑制されることで神経へ誘導されるのです。
![高校 生物 動物の発生16 練習 すべてうめる](https://d12rf6ppj1532r.cloudfront.net/images/k/0/sci_bio/5_2_16_3/k_sci_bio_5_2_16_3_image05.png)
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外胚葉の細胞は胚の表面をおおっており、基本的に表皮へ分化します。
外胚葉の細胞は自ら表皮誘導因子を分泌し、自身やまわりの細胞へ作用しているのです。
この表皮誘導因子を、BMPといいます。