高校生物

高校生物
5分で解ける!形態形成:体軸決定に関する問題

12

5分で解ける!形態形成:体軸決定に関する問題

12
高校生向けセミナー高校生向けセミナー

この動画の問題と解説

練習

一緒に解いてみよう

高校 生物 動物の発生11 練習 すべて空ける

解説

これでわかる!
練習の解説授業

ショウジョウバエの体軸決定をおさえよう

高校 生物 動物の発生11 練習 練習(1)
lecturer_avatar

母性因子とは、受精をする前の卵母細胞にもともと含まれている遺伝子や、それに由来するタンパク質などのことです。
ショウジョウバエの場合は、体軸を決定するための遺伝子が受精前の段階で卵母細胞に含まれています。
遺伝子が発現してタンパク質が合成されることで、ショウジョウバエの体軸が決定されるのです。

lecturer_avatar

体の前から後ろへ濃度勾配を形成するタンパク質は、ビコイドです。
ショウジョウバエの体は、ビコイドタンパク質が多く分布するほうが前になります。

高校 生物 動物の発生11 練習 練習(2)
lecturer_avatar

体の後ろから前へ濃度勾配を形成するタンパク質は、ナノスです。
ショウジョウバエの体は、ナノスタンパク質が多く分布するほうが後ろになります。
ナノスは、ショウジョウバエの細胞の中でビコイドの反対側に多く分布しているということです。

高校 生物 動物の発生11 練習 練習(3)
lecturer_avatar

ショウジョウバエの体は、ビコイドタンパク質が多く分布するほうが前、ナノスタンパク質が多く分布するほうが後ろになりました。
このように、体の前後を決定する体軸を、前後軸といいます。

lecturer_avatar

前後軸は、タンパク質の発現によって濃度勾配が生じることで決定します。
しかし、それらのタンパク質を発現する遺伝子は受精前の卵母細胞にすでに局在して含まれていることが特徴です。

高校 生物 動物の発生11 練習 すべてうめる
高校生向けセミナー
形態形成:体軸決定
12
友達にシェアしよう!
高校生向けセミナー

動物の発生の問題

この授業のポイント・問題を確認しよう

動物の発生

      会員登録をクリックまたはタップすると、利用規約・プライバシーポリシーに同意したものとみなします。
      ご利用のメールサービスで @try-it.jp からのメールの受信を許可して下さい。詳しくは
      こちらをご覧ください。

      形態形成

      高校生向けセミナー高校生向けセミナー

      高校生物