高校世界史B
5分で解ける!地中海東岸の民族に関する問題
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解説
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練習の解説授業
地中海東岸地域の生活
最初の空欄には 海の民 が入ります。
海の民の侵入により、シリア・パレスチナ地域の権力が空白化し、
色んな民族が活動するようになりました。
商業・遊牧生活
地中海東岸の民族は、 商業・遊牧生活 を営んでいました。
まず最初に紹介する民族が、 アラム人 です。
彼らの拠点は ダマスクス に置かれました。
続いての民族が フェニキア人 です。
彼らの拠点は シドン ・ティルスに置かれました。
地中海東岸の民族については、
内陸貿易のアラム人、海上貿易のフェニキア人 と覚えておきましょう。
ユダヤ教ってどんな宗教?
ヘブライ人たちは モーセ に率いられてエジプトを脱出しました。
そして、無事に自分たちの国づくりに成功しました( ヘブライ王国 )。
ヘブライ王国は ダヴィデ王 とソロモン王のときに全盛期を迎えます。
ところがソロモン王の死後、ヘブライ王国は南北に分かれてしまいました。
北部をイスラエル王国、南部をユダ王国 と呼びます。
この後、ユダ王国の人びとをつらい運命が待ち構えます。
ユダ王国が新バビロニアに滅ぼされた際、彼らは バビロンへと強勢連行 されてしまったのです。
この出来事を バビロン捕囚 と呼びます。
このとき人びとが受けた苦難が、のちに彼らがつくる ユダヤ教 に大きな影響を与えることになります。
バビロン捕囚から解放された ユダ王国の人びと がつくった宗教が ユダヤ教 です。
ユダヤ教は『 旧約聖書 』を経典とした 終末思想 をもつ宗教です。
終末に、自分たちユダヤ教徒だけが メシア(救世主) によって救われるという 選民思想 を持っています。
自分たちが受けて来た苦難や経験が、このような 排他的な考え を持つようになった要因なのです。
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今回は地中海東岸の民族についての学習でした。
それでは、内容を確認していきましょう。