5分で解ける!古代オリエント(第2問)に関する問題
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この動画の問題と解説
問題
解説
問題(1)
③「 死者の書 」は死者を埋葬するときに副葬された書物です。
死者の魂が復活できるかどうか、冥界の神 オシリス が判断するために副葬されたのでしたね。
オシリスは エジプトで信仰されていた神 なので、 「死者の書」はエジプトの文化 だと判断できます。
よって答えは ③ です。
メソポタミアで発達した 太陰暦 や 六十進法 に対して、
エジプトでは 太陽暦 や 十進法 が発明されました。
混同しないように注意しましょう。
問題(2)
神聖文字を解読する際に手がかりとなった石碑といえば?
正解は ロゼッタ=ストーン です。
解読に成功したのは、フランスの シャンポリオン という人物です。
合わせて覚えておきましょう。
問題(3)
問題文に大ヒントが書いてあります。
「唯一神 アトン の信仰を強制」、「 テル=エル=アマルナ へ遷都」。
答えは アメンホテプ4世(イクナートン) です。
注意してほしいのが 神様の名前 です。
アメンホテプ4世は アモン神 の神官の政治介入を阻止するため、
都を変えて名前も変え、国民に アトン神 の信仰を強制しました。
アトン神とアモン神、名前が似ているので気をつけてください。
問題(4)
「 ヘブライ王国 第2代の王」が最大のヒントです。
「パレスチナ統一」「イェルサレムを都とした」という記述からも答えが分かりますね。
正解は ダヴィデ です。
ダヴィデの子どもが、ヘブライ王国第3代国王 ソロモン です。
ソロモンの死後、ヘブライ王国は 北のイスラエル王国と南のユダ王国に分裂しました。
問題(5)
選択肢① アルサケス は、中国表記では 安息 といいます。
安息とは、人名であると同時に パルティア のこともさします。
パルティアはササン朝ペルシアよりも先に成立した国家 なので、正解は ① となります。
②、③、④はすべてササン朝ペルシアの王です。
アルダシール1世 はササン朝ペルシアを建国しました。
シャープール1世 と ホスロー1世 は、東西の対外勢力と抗争を繰り広げました。
それぞれの王の事績もしっかり復習しておきましょう。
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まずは問題文を注意して読みましょう。
メソポタミアで発達した文化に 含まれないもの です。