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5分でわかる!獲得免疫に関連したタンパク質

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この動画の要点まとめ

ポイント

獲得免疫に関連したタンパク質

高校 生物 細胞28 ポイント2 全部 空欄埋める

これでわかる!
ポイントの解説授業
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みなさんは、免疫について学習してきました。

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ところで、免疫には、2つの種類があったのを覚えていますか?
生まれながらに備わっている免疫を、自然免疫といいました。
それに対して、生後に身につく免疫を、獲得免疫といいます。
今回は、獲得免疫に関連するタンパク質について考えていきましょう。

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獲得免疫は、細菌やウイルスなどを抗原として認識し、特異的に攻撃する仕組みのことです。

TCRとMHCが結合できたら非自己

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今回は、獲得免疫の中でもキラーT細胞が関わる細胞性免疫の話をしていきます。
下の図は、キラーT細胞が、自己と非自己を認識する様子を表したものです。

高校 生物 細胞28 ポイント2 図の左上のみ
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図の左にあるのが体内に入り込んだ細胞、右にあるのがT細胞です。
右のキラーT細胞は、自己と非自己を識別するためのTCRという受容体をもっています。
TCRは、T細胞受容体の略で、タンパク質でできています。
図では、キラーT細胞からとがった部分が細長く突出している部分が、TCRです。

高校 生物 細胞28 ポイント2 図の左上のみ
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一方、左の細胞には、四角くて黒い部分がありますね。
この部分が、キラーT細胞によって認識されるMHCというタンパク質です。

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MHCは主要組織適合抗原の略で、個体に特有の膜タンパク質です。
キラーT細胞のTCRは、MHCを特異的に認識する受容体というわけです。

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それでは、図において、TCRとMHCの関係に注目しましょう。
図の上部に描かれたTCRとMHCは、形が合っていませんね。
そのため、お互いに結合することができません。
このようにキラーT細胞がMHCと結合できなかった場合、キラーT細胞はこの細胞を自己と認識します。

高校 生物 細胞28 ポイント2 図の上半分高校 生物 細胞28 ポイント2 図の左下のみ高校 生物 細胞28 ポイント2 図の下半分高校 生物 細胞28 ポイント2 全部 空欄埋める

この授業の先生

星野 賢哉 先生

高校時代に生物が苦手だった経験をいかし、苦手な生徒も興味をもてるように、生命現象を一つ一つ丁寧に紐解きながら、奥深さと面白さを解説する。

獲得免疫に関連したタンパク質
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