高校生物基礎

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5分でわかる!光学顕微鏡の使い方

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この動画の要点まとめ

ポイント

ミクロメーターの使い方

高校 生物基礎 細胞20 ポイント2

これでわかる!
ポイントの解説授業
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では、ミクロメーターの使い方の手順を追って見ていきましょう。

2つの目盛りを水平にあわせる

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まず、接眼ミクロメーターを接眼レンズに入れ、対物ミクロメーターをステージに乗せ観察します。

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このとき、私たちの目には、レンズごしに接眼ミクロメーターの目盛りと対物ミクロメーターの目盛りの両方が見えるようになります。2つの目盛りが水平になっていなければ、接眼レンズを回転させて、下の図のように、接眼ミクロメーターの目盛りと対物ミクロメーターの目盛りが水平になるように調節しましょう。

1目盛りの長さを計算する

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調節を終えたら以下の手順に従います。

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① 接眼ミクロメーターと対物ミクロメーターが2か所で合うように調節する
下の図で点線が引いてある部分があっている部分ということです。

高校 生物基礎 細胞20 ポイント2 囲みのぞく
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② 接眼ミクロメーターの1目盛りの長さを計算する
対物ミクロメーターの目盛りに対して、接眼ミクロメーターが何目盛りに当たるかを数えると、接眼ミクロメーターの1目盛りの長さが算出できます。
具体的に、下の図の例で考えてみましょう。

高校 生物基礎 細胞20 ポイント2 囲みのぞく
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対物ミクロメーターは1目盛り10μmでしたね。この図では、10目盛り分なので100μmです。一方、接眼ミクロメーターは5目盛り分になっているので、1目盛りの長さは100μm÷5=20μmとなります。

観察物の大きさを測ろう

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③ 観察物の大きさを計算する
対物ミクロメーターを外し、観察対象をステージに乗せます。
観察したい物に合わせて接眼レンズを回し、接眼ミクロメーターを動かして、観察物が接眼ミクロメーターの何目盛り分かを測ります。

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接眼ミクロメーターの1目盛り分は、手順②で計算しているので、観察物の長さを測ることができるのです。

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この授業の先生

星野 賢哉 先生

高校時代に生物が苦手だった経験をいかし、苦手な生徒も興味をもてるように、生命現象を一つ一つ丁寧に紐解きながら、奥深さと面白さを解説する。

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