高校化学基礎

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5分で解ける!pHに関する問題

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5分で解ける!pHに関する問題

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この動画の問題と解説

練習

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高校 理科 化学基礎 物質の変化25 練習 カッコ空欄

解説

これでわかる!
練習の解説授業
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練習問題を解いていきましょう。
今回は、pHの計算問題です。

高校 理科 化学基礎 物質の変化25 練習 (1)答えなし

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(1)は、 「0.010mol/Lの塩酸」 ですね。
みなさんは、pHの求め方を覚えていますか?
pHは、水素イオン濃度[H+]をもとに決められていましたね。
つまり、まずは、 [H+] を求める必要があるのです。

[H+]=モル濃度×電離度

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[H+]は、次の式で求められましたね。
 [H+]=モル濃度×電離度
水素イオン濃度は 0.010mol/L 、電離度は 1 です。
どちらも問題文で与えられていますね。
 [H+]=0.010×1=0.01
よって、[H+]は 0.01mol/L となります。

[H+]=1.0×10-n、pH=n

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あとは、pHを求めるだけです。
pHの求め方を覚えていますか?
 [H+]=1.0×10-n
としたとき、 n=pH でした。

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今回の[H+]を上の式で表してみましょう。
 [H+]=0.01=1.0×10-2

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よって、n=2となりますね。
答えは、 pH=2 です。

高校 理科 化学基礎 物質の変化25 練習 (1)答えあり

塩基のpHは、[OH-]→[H+]→pHの順に求める

高校 理科 化学基礎 物質の変化25 練習 (2)答えなし

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(2)は、 「0.10mol/Lの水酸化ナトリウム」 です。
今回も(1)と同じように、[H+]からpHを求めていきます。
しかし、今回は、酸ではなく、 塩基のpH が聞かれています。
そのままでは、[H+]を求めることができませんね。

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ここでヒントになるのが、 「[H+][OH-]=1.0×10-14 という条件です。
[OH-]がわかれば、[H+]がわかるということですね。
それでは、 [OH-]→[H+]→pHの順 に求めていきましょう。

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まずは、 [OH-] です。
水酸化ナトリウムのモル濃度は0.10 mol/L、電離度は1なので、次のような式になります。
 [OH-]=0.10×1=0.1=1.0×10-1

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次に、 [H+] を求めます。
ここで、 [H+][OH-]=1.0×10-14 を使いましょう。
 [H+]=1.0×10-13

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最後に、 pH を求めます。
すでに、[H+]=1.0×10-nの形になっていますね。
 [H+]=1.0×10-13
よって、 pH=13 となります。

高校 理科 化学基礎 物質の変化25 練習 (2)答えあり
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      中和

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