5分でわかる!pH指示薬とは
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この動画の要点まとめ
ポイント
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みなさんは、 リトマス試験紙 を使ったことがありますか?
リトマス試験紙を使うことによって、酸性と塩基性を見分けていましたね。
リトマス試験紙のように、水溶液のpHによって色が変化する道具を、 pH指示薬 といいます。
今回は、リトマス試験紙以外のpH指示薬について学習していきましょう。
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まず、図を見てください。
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横に「pH=0」「pH=7」「pH=14」とあります。
この図の中に、pH指示薬の色の変化を表していきます。
酸性の水溶液を見分けるメチルオレンジ
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一番上にあるのは、 メチルオレンジ というpH指示薬です。
左から右へと、 赤色 → 黄色 に変化していきます。
メチルオレンジは、水溶液のpHが小さい場合は赤色になります。
しかし、pHが大きくなると黄色へと変化するわけですね。
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そして、みなさんに注目して欲しいのは、色の変わり目です。
メチルオレンジの場合は、pH=3または4あたりで色が変わっていますね。
この範囲を 変色域 といいます。
メチルオレンジの変色域は、 3.1-4.4 と表されます。
pH=7が中性ということを覚えていますか。
pH=7と比べると、3.1-4.4はだいぶ 酸性側 に寄っていますね。
つまり、メチルオレンジは、 酸性の水溶液を見分ける のに用いる指示薬ということです。
塩基性の水溶液を見分けるフェノールフタレイン
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次に、真ん中にあるのは、 フェノールフタレイン です。
左から右へと、 無色 → 赤色 に変化しています。
フェノールフタレインの変色域は、 8.0-9.8 です。
この変色域は、 塩基性側 に寄っていますね。
つまり、フェノールフタレインは、 塩基性の水溶液を見分ける のに用いる指示薬ということです。
酸性~塩基性の水溶液を見分けるブロモチモールブルー(BTB)
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最後に、下の ブロモチモールブルー(BTB) を紹介します。
BTB溶液という名前は、中学校でも聞いたことがありますよね。
酸性のとき黄色、中性のとき緑色、塩基性のとき青色を示しています。
ちなみに、変色域は、 6.0-7.6 となっています。
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特に、高校化学では、メチルオレンジとフェノールフタレインがよく登場します。
きちんと理解しておきましょう。
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今回のテーマは、「pH指示薬」です。