高校化学基礎

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5分でわかる!塩の水溶液の性質

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この動画の要点まとめ

ポイント

塩の水溶液の性質

高校 理科 化学基礎 物質の変化28 ポイント1 答え全部

これでわかる!
ポイントの解説授業
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今回のテーマは、「塩の水溶液の性質」です。

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みなさんは、食塩NaClを水に溶かしたことがあると思います。
NaClの水溶液(食塩水)は、中性の水溶液ですね。
ということは、正塩の水溶液は、すべて中性なのでしょうか?
実は、そうではありません。

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正塩の水溶液といっても、酸性や中性、塩基性の場合がある のです。
色々な塩について、水溶液の液性を考えていきましょう。

正塩の水溶液は、強酸+強塩基→中性

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まず、正塩の中には、 強酸強塩基 によってできたものがあります。
HClとNaOHからできた NaCl などが当てはまりますね。
NaClの水溶液といえば、 中性 です。

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つまり、 強酸と強塩基からなる塩 の水溶液は、 中性 です。
強いもの同士が打ち消し合うイメージ ですね。

正塩の水溶液は、強酸+弱塩基→酸性

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次に、 強酸弱塩基 によってできた塩を考えましょう。
この塩の水溶液の性質はわかりますか?
今回は強酸と弱塩基の戦いなので、 強酸が勝つイメージ です。
この塩の水溶液は、 酸性 を示します。

正塩の水溶液は、弱酸性+強塩基性→塩基性

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最後に、 弱酸強塩基 によってできた塩を考えます。
弱酸と強塩基の戦いなので、 強塩基が勝つイメージ です。
この塩の水溶液は、 塩基性 を示します。

高校 理科 化学基礎 物質の変化28 ポイント1 答え全部

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このように、正塩の水溶液の液性については、 「強いものが勝つ」 というイメージです。

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このように、「塩の水溶液の液性」と「酸性塩・中性塩・塩基性塩」は紛らわしいですが、対応しているわけではありません。
きちんと整理しておきましょう。

この授業の先生

五十嵐 健悟 先生

「目に見えない原子や分子をいかにリアルに想像してもらうか」にこだわり、身近な事例の写真や例え話を用いて授業を展開。テストによく出るポイントと覚え方のコツを丁寧におさえていく。

塩の水溶液の性質
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