高校数学Ⅲ
5分でわかる!極方程式
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この動画の要点まとめ
ポイント
極方程式
これでわかる!
ポイントの解説授業
今回は 極座標(r,θ) によって表される図形の方程式,極方程式について解説します。
極方程式とは?
極方程式とは, 極座標(r,θ) を使って, 直線や曲線などの図形をr=(θの式) で表したものです。例えば,次の図を見てください。
曲線C上の点を点P(r,θ)とするとき,点Pがどの位置にいるかによって,θの値もrの値も刻々と変化していきますね。この曲線C上の点P(r,θ)が,rとθの関係式 r=f(θ) を満たすとき, r=f(θ) は曲線Cの極方程式といいます。
直交座標(x,y)では曲線をy=f(x)の方程式で表したように,極座標(r,θ)は曲線をr=f(θ)の方程式で表します。極方程式は,極座標(r,θ)を用いた図形の方程式だということをおさえておきましょう。
xy平面上の図形は,これまでy=f(x)の方程式で表してきましたね。例えば,y=2xの方程式は直線を表し,y=x2の方程式は放物線を表します。これらは, 直交座標(x,y) での話でした。