高校生物
5分でわかる!すみ分け
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この動画の要点まとめ
ポイント
すみ分け
これでわかる!
ポイントの解説授業
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すみ分けは、異なる個体群が共存するための工夫の一つです。
具体的には、生息場所や活動時間を互いに変えて共存することです。
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ある異種間で食物や生息場所が一致しているとしましょう。
もし食物について妥協ができない場合は、すみ分けによって生息場所や活動時間を互いに変えて共存しているのです。
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すみ分けを行う生物にはどのようなものがいるのでしょうか?
イワナとヤマメは生息場所を変えて共存
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次の図を見てください。
これは山頂から流れる川の様子です。
![高校 生物 個体群9 ポイント3 イワナとヤマメの写真から左側](https://d12rf6ppj1532r.cloudfront.net/images/k/0/sci_bio/9_1_9_3/k_sci_bio_9_1_9_3_image02.png)
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すみ分けを行う生物の例としては、イワナとヤマメがあげられます。
イワナとヤマメは、食物や生息場所が一致しています。
しかし、食物である藻を妥協することは困難です。
そこで、すみ分けによって生息場所を互いに変えているのです。
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イワナは、上流の川底に生えている藻をエサとしています。
一方、ヤマメは、下流の川底に生えている藻をエサとしています。
イワナとヤマメは、異なる場所の藻をエサとすることで、うまく共存しているのですね。
![高校 生物 個体群9 ポイント3 イワナとヤマメの写真から左側](https://d12rf6ppj1532r.cloudfront.net/images/k/0/sci_bio/9_1_9_3/k_sci_bio_9_1_9_3_image02.png)
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ちなみに、イワナとヤマメは、水温によって上流と下流を区別しています。
13℃という水温を基準とし、13℃よりも水温の低い山頂近くを上流、13℃よりも水温が高い海の近くを下流として、うまくすみ分けをしているのです。
ワシとフクロウは活動時間を変えて共存
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すみ分けを行う生物の別の例としては、ワシとフクロウがあげられます。
ワシとフクロウは、食物や生息場所が一致しています。
しかし、食物である動物も、生息場所である森も、妥協することは困難です。
そこで、活動時間を互いに変えてすみ分けをしているのです。
![高校 生物 個体群9 ポイント3 ワシとフクロウの写真](https://d12rf6ppj1532r.cloudfront.net/images/k/0/sci_bio/9_1_9_3/k_sci_bio_9_1_9_3_image03.png)
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ワシは昼行性で、昼に活動しています。
一方、フクロウは夜行性で、夜に活動しています。
ワシとフクロウは、異なる時間に活動することで、うまく共存しているのですね。
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すみ分けについておさえましょう。
![高校 生物 個体群9 ポイント3 すべてうめる](https://d12rf6ppj1532r.cloudfront.net/images/k/0/sci_bio/9_1_9_3/k_sci_bio_9_1_9_3_image01.png)
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すみ分けについて見ていきましょう。