今回は、群れを大きくする工夫について見ていきましょう。

群れとは、統一された行動がみられる生物集団です。

群れが大きくなると、食料の確保、繁殖、外敵からの防御などが効率的になるという利益が生じます。
一方で、群れが大きくなると、集団内での争いなどの不利益も生じます。

集団内での争いを軽減するような工夫ができれば、群れを大きくすることができます。
群れを大きくする工夫の例としては、ニワトリの群れなどにみられる順位制や、サルの群れなどにみられるリーダー制がありました。

次で、群れを大きくする工夫の一つである縄張り制に注目します。