高校生物
5分でわかる!相互作用
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この動画の要点まとめ
ポイント
相互作用
これでわかる!
ポイントの解説授業
相互作用は群れを大きくするための工夫
![高校 生物 個体群5 ポイント1 グラフ](https://d12rf6ppj1532r.cloudfront.net/images/k/0/sci_bio/9_1_5_1/k_sci_bio_9_1_5_1_image02.png)
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このグラフは、横軸は群れの大きさを、縦軸は一個体が外敵からの防御に要する時間を表しています。
群れが大きくなると、一個体が敵からの防御に要する時間は短くなります。
このように、群れが大きくなることで生じるメリットを利益といいました。
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しかし、群れが大きくなると、集団内での争いなどの不利益も生じます。
そのため、最適な大きさの群れでは、利益と不利益がつり合うことが特徴でした。
![高校 生物 個体群5 ポイント1 グラフ](https://d12rf6ppj1532r.cloudfront.net/images/k/0/sci_bio/9_1_5_1/k_sci_bio_9_1_5_1_image02.png)
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ところが、実際の生態系では、他の種との生存競争に勝つために群れはより大きくなろうとします。
そのため、群れは、不利益を軽減するための工夫をするのです。
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工夫をした場合の不利益のグラフに注目してください。
工夫をする前の不利益のグラフと比べて、下に位置していますね。
群れは工夫をすることで、集団内での争いの時間を減らすことができるのです。
![高校 生物 個体群5 ポイント1 グラフ](https://d12rf6ppj1532r.cloudfront.net/images/k/0/sci_bio/9_1_5_1/k_sci_bio_9_1_5_1_image02.png)
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すると、利益のグラフと不利益のグラフの交点の位置が変わります。
交点は、工夫をする前と比べて右側に移動していますね。
群れが工夫をして集団内での争いの時間を減らすと、群れは大きくなるのですね。
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この工夫のような、生物間の摂食や生殖などに関する働き合いを相互作用といいます。
さまざまな相互作用に注目していきましょう。
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今回は、群れを大きくするための工夫について見ていきます。