5分でわかる!生存曲線の3パターン
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この動画の要点まとめ
ポイント
生存曲線は晩死型・早死型・一定型の3パターン
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生存曲線には3パターンあります。晩死型、早死型、一定型です。
次の生存曲線を見ながら、それぞれの特徴を確認しましょう。
![高校 生物 個体群3 ポイント3 グラフ・すべてうめる](https://d12rf6ppj1532r.cloudfront.net/images/k/0/sci_bio/9_1_3_3/k_sci_bio_9_1_3_3_image02.png)
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晩死型の生存曲線に注目してください。
1000からスタートした個体数は、数十年経ってもほとんど減っていません。
そして、晩年になると個体数が急激に減り、死滅します。
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晩死型の生物は、親の保護を手厚く受けるため、幼少期の死亡率が低いことが特徴です。
このような生物の例としては、大型のほ乳類や鳥類、アリやミツバチなどの社会性昆虫があげられます。
例えばアリは、働きアリが幼少期のアリにエサをあげるなどして保護しているのです。
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次に、早死型の生存曲線に注目してください。
1000からスタートした個体数は、すぐに急激に減っています。
そして、晩年までは緩やかに個体数が減っていき、死滅します。
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早死型の生物は、親の保護を全く受けないため、幼少期の死亡率が高いことが特徴です。
このような生物の例としては、サケなどの魚類や、微生物などの水生の無脊椎動物があげられます。
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例えばサケは、川を上って上流で産卵し、それとほぼ同時に死んでしまいます。
そのため、産んだ卵を保護したり、子にエサを与えたりすることができないのです。
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最後に、一定型の生存曲線に注目してください。
晩死型や早死型のグラフと異なり、直線になっていますね。
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グラフでは、個体数が1000から100まで減るのと、100から10まで減るのには、同じ時間がかかっています。
つまり一定型の生存曲線は、死亡率がほぼ一定であるということです。
死亡する個体数が一定というわけではないので注意しましょう。
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このような生物の例としては、小型のほ乳類や鳥類、ハ虫類やヒドラがあげられます。
例えばヒドラは、大きい個体から小さい個体が生えるようにして増えていきます。
このような生殖は出芽と呼ばれます。
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そのため、親が子をしばらく保護しているような状態になるのです。
ヒドラは水生の無脊椎動物ですが、早死型ではなく一定型なので注意しましょう。
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生存曲線の3パターンについて、それぞれの特徴をおさえましょう。
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生存曲線の3つのパターンについて見ていきましょう。