高校古文
5分で解ける!「る・らる」の意味に関する問題
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解説
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練習の解説授業
「る・らる」の意味は自発・受身・可能・尊敬
「る・らる」には「自発・受身・可能・尊敬」の4つの意味があったね。
自発が多いのは「心情語+る(らる)」の形のとき。
受身が多いのは「~にーる(らる)」の形のとき。
可能が多いのは「る(らる)+打消」の形のとき。
尊敬が多いのは「主語が身分の高い人」の形のとき。
これらのポイントをおさえて問題を解こう。
(1)抜かむとするに、おほかた抜かれず。
「れ」に打消の助動詞「ず」がくっついているので、正解は可能。
(2)住みなれしふるさと、限りなく思ひ出でらる。
「思ひ出で」は心情語。よって正解は自発。
(3)ゆたかなれば、人には頼まるるぞかし。
「~にーるる」の形になっているので、正解は受身。
(4)かの大納言、いづれの舟にか乗らるべき。
主語の大納言は身分の高い人なので、正解は尊敬。
練習問題2。
「る・らる」の意味を答えよう。