5分でわかる!光学顕微鏡の使い方
- ポイント
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この動画の要点まとめ
ポイント
直射日光の当たらない明るい所に置く
まずはじめに、顕微鏡を 水平で直射日光のあたらない明るいところ におきます。
水平でないとガタついてうまく観察できません。また、直射日光を取り込むと明るすぎて観察ができないからです。
接眼レンズ⇒対物レンズの順に取り付け
次に、 接眼レンズ→対物レンズの順に取り付けます 。
対物レンズを先に取り付けると、接眼レンズを取り付ける前に上からゴミが入ってしまい、観察ができなくなるからです。蓋をするようなイメージですね。
反射鏡で明るさを調節
次に 反射鏡で明るさを調節 します。うまくステージにある穴に光が通るようにします。
ピントをあわせる
観察する対象をステージに乗せて、ピンで固定したら ピントを合わせます 。
この時いきなり上から覗き込んでピントを合わせようとすると、対物レンズがどんどん下がっていき、レンズとステージがぶつかってしまいます。レンズが壊れたり、観察対象がどこかにいってしまったらシャレにならないですよね。なので以下の手順に従います。
① 横から覗きながら 対物レンズとプレパラートを近づける
② 接眼レンズを覗きながら、プレパラートと対物レンズを 遠ざけながらピントを合わせる
観察物を中央に調節する
ピントをあわせたら、 観察物を中央に調節 します。
例えば観察したい対象が中央より右上に写っていた場合を考えます。 顕微鏡では上下左右が反転 した様子が観察されています。なので右上に写っているものを中央に持ってくる場合は、ステージを右上にずらすことになるので注意していください。
「低倍率⇒高倍率」で調節する
観察対象を中央に持ってきたら、 対物レンズを低倍率から高倍率に変えて調節 します。倍率を変えるのは、対物レンズがついているレボルバーを回すことで倍率を変えることができます。
高倍率で最初に観察すると、見える部分が狭いので、観察したいものを探すのが難しいです。
なので低倍率で観察したいものを中央に持ってきてから高倍率に切り替えて拡大していきます。
では実際の手順を追って使い方を見ていきます。手順は6つあります。