5分でわかる!ロック、ルソー、モンテスキュー
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この動画の要点まとめ
ポイント
啓蒙思想とは?
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近代のヨーロッパでは、 合理的・科学的な態度で、これまでの制度や考え方を批判する思想 が生まれました。
この考え方を、 啓蒙(けいもう)思想 と呼びます。
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具体的にはどのような考え方が登場したのでしょうか?
啓蒙思想の考え方を、代表的な3人の啓蒙思想家を通じて学習していきましょう。
こちらを見てください。
社会契約説と抵抗権を唱えたロック
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1人目の人物が、イギリスの哲学者 ロック です。
彼は17世紀に 社会契約説 と 抵抗権 という考え方を提唱しました。
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社会契約説とは 「社会や国家は、各個人との契約によって成立する」 という考え方です。
言い換えると 「権力者は生まれつき権力を持っているわけではない」 ということになります。
ロックが言いたかったのは、「権力者が好き勝手なことばかりやってはいけないよ」ということなんです。
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抵抗権とは 「人民(民衆)は、支配する権力者の横暴に対して抵抗する権利がある」 という考え方です。
「権力者が勝手なことをしたら、民衆は抵抗していいんだよ」と主張したわけですね。
社会契約説と人民主権を唱えたルソー、三権分立を唱えたモンテスキュー
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2人目の人物が、フランスの哲学者 ルソー です。
彼は18世紀に 社会契約説 と 人民主権 を提唱しました。
人民主権とは 「政治の主権(=政治を決定する権利)は人民にある」 という考え方で、現代の国民主権のもとになりました。
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3人目の人物が、同じくフランスの哲学者 モンテスキュー です。
彼が唱えたのは 三権分立 という考え方です。
三権分立とは 「権力を3つに分け、1つに集中することを避ける」 という概念です。
次の図を見てください。
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現在の日本の政治における、三権分立の仕組みを示しています。
政治を行う行政権は 内閣 、法律を作る立法権は 国会 、裁判を行う司法権は 裁判所
というように、 権力を3つに分けてバランスをとっています。
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ロック、ルソー、モンテスキュー。
3人の考え方をそれぞれおさえておきましょう。
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近代の世界1のポイント1は、「近代ヨーロッパの啓蒙思想」です。
日本が江戸時代のころのヨーロッパの様子をみていきます。