5分でわかる!大脳の構造と働き
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この動画の要点まとめ
ポイント
大脳=大脳皮質+大脳髄質
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まずは、大脳の構造に注目しましょう。
次の2つの図を見てください。
これは、大脳の断面図です。
![高校 生物 動物生理19 ポイント2 図・すべて空ける](https://d12rf6ppj1532r.cloudfront.net/images/k/0/sci_bio/8_2_19_2/k_sci_bio_8_2_19_2_image02.png)
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左の図は、ヒトを正面から見たときの大脳の断面図です。
右の図は、ヒトを横から見たときの大脳の断面図です。
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大脳の構造は、大きく2つに分けることができます。
大脳皮質と大脳髄質です。
![高校 生物 動物生理19 ポイント2 図・すべて空ける](https://d12rf6ppj1532r.cloudfront.net/images/k/0/sci_bio/8_2_19_2/k_sci_bio_8_2_19_2_image02.png)
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大脳皮質は、大脳の表面の色の濃い領域です。
ここは灰白質とも呼ばれ、神経細胞の細胞体が多く集まっています。
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大脳髄質は、大脳の内側を占める色の薄い領域です。
ここは白質とも呼ばれ、神経細胞の軸索や神経繊維が多く集まっています。
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脊髄の構造を覚えていますか?
脊髄は、内側に灰白質、外側に白質がありましたね。
大脳は脊髄と構造が逆になっているので注意しましょう。
大脳皮質=新皮質+古皮質
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大脳皮質は、さらに2つに分けることができます。
新皮質と古皮質です。
![高校 生物 動物生理19 ポイント2 図・脳梁の字消す](https://d12rf6ppj1532r.cloudfront.net/images/k/0/sci_bio/8_2_19_2/k_sci_bio_8_2_19_2_image03.png)
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新皮質は、大脳皮質の大半を占めており、感覚中枢、運動中枢、精神活動などを担っています。
受容器が受け取った感覚情報が新皮質に到達すると、ここから効果器を動かすための指令が出されるのです。
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古皮質は、大脳の下のほうに部分的に存在し、新皮質よりもやや内側に位置しています。
また、本能行動、情動行動、記憶などを担っていることが特徴です。
古皮質は、種を保存するために必要な行動を担っているのです。
脳梁で左右の大脳半球の神経繊維が交連
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一方、大脳髄質の内部には、脳梁という構造があります。
図では、脳梁が黒く塗りつぶされて示されています。
![高校 生物 動物生理19 ポイント2 図・すべてうめる](https://d12rf6ppj1532r.cloudfront.net/images/k/0/sci_bio/8_2_19_2/k_sci_bio_8_2_19_2_image04.png)
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脳梁とは、左右の大脳半球の神経繊維が交連する場所です。
右脳と左脳の情報は、脳梁で行き来しているということです。
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左右の大脳半球は、全く別の働きをしているのではありません。
脳梁で右脳と左脳が交通しているため、私たちは、右脳と左脳を意識して使い分ける必要がなく、大脳が全体として機能することができるのです。
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大脳の構造と働きについておさえましょう。
![高校 生物 動物生理19 ポイント2 すべてうめる](https://d12rf6ppj1532r.cloudfront.net/images/k/0/sci_bio/8_2_19_2/k_sci_bio_8_2_19_2_image01.png)
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大脳の構造と働きについて見ていきましょう。