高校生物
5分で解ける!電気泳動法に関する問題
![高校生物](http://assets.try-it.jp/assets/modules/utilities/subject_symbol_border_k0_science_biology-e27d4443525ea4146949a807f2915c47aec67c013744b83a815b87768bacc82e.png)
- ポイント
- ポイント
- 練習
![](http://assets.try-it.jp/assets/modules/components/movie_size-f89110ba4a351d85c483bb12f73c7cf89e2ba13a9174f58b4a38599d28678843.png)
この動画の問題と解説
練習
一緒に解いてみよう
解説
これでわかる!
練習の解説授業
電気泳動法についておさえよう
![高校 生物 遺伝19 練習 練習(1)](https://d12rf6ppj1532r.cloudfront.net/images/k/0/sci_bio/3_3_19_3/k_sci_bio_3_3_19_3_image02.png)
![高校 生物 遺伝19 練習 練習(2)](https://d12rf6ppj1532r.cloudfront.net/images/k/0/sci_bio/3_3_19_3/k_sci_bio_3_3_19_3_image03.png)
![lecturer_avatar](https://d12rf6ppj1532r.cloudfront.net/hoshino.png)
次の図を見てください。
これは電気泳動法で使うゲルを上から見たものです。
![高校 生物 遺伝19 練習 図](https://d12rf6ppj1532r.cloudfront.net/images/k/0/sci_bio/3_3_19_3/k_sci_bio_3_3_19_3_image04.png)
![lecturer_avatar](https://d12rf6ppj1532r.cloudfront.net/hoshino.png)
図の上部にはウェル(穴)が点線で示されています。
ウェルはDNA溶液が注がれる場所です。
![lecturer_avatar](https://d12rf6ppj1532r.cloudfront.net/hoshino.png)
DNAは水溶液中でマイナスに帯電していました。
DNAのゲル中の移動距離を観察するためには、+極をウェルの反対側に設定する必要があります。
よって図の電極は、+極です。
![lecturer_avatar](https://d12rf6ppj1532r.cloudfront.net/hoshino.png)
図の電極を-極にしてしまうと、DNAは図で上方向へ移動し、ゲルの外に出てしまうので注意しましょう。
![高校 生物 遺伝19 練習 練習(3)](https://d12rf6ppj1532r.cloudfront.net/images/k/0/sci_bio/3_3_19_3/k_sci_bio_3_3_19_3_image05.png)
![高校 生物 遺伝19 練習 図](https://d12rf6ppj1532r.cloudfront.net/images/k/0/sci_bio/3_3_19_3/k_sci_bio_3_3_19_3_image04.png)
![lecturer_avatar](https://d12rf6ppj1532r.cloudfront.net/hoshino.png)
DNA断片の大きさによって、ゲル中の移動距離は異なります。
大きなDNA断片は、ゲルの繊維状の構造をくぐりぬけることが困難なので、移動距離が短くなります。
一方、小さなDNA断片の移動距離は長くなります。
よって、最も大きいDNA断片は、最もウェルに近いAでバンド状に現れます。
![高校 生物 遺伝19 練習 すべてうめる](https://d12rf6ppj1532r.cloudfront.net/images/k/0/sci_bio/3_3_19_3/k_sci_bio_3_3_19_3_image06.png)
![](http://assets.try-it.jp/assets/modules/utilities/logo_black-a711ae7f4c2af1410b916e7066a5e8950d6f2f3a2150e093b6dc878ad8f31d3f.png)
DNA断片を電圧によってゲル中を移動させ、大きさごとに分ける方法を、電気泳動法といいます。
実験のプロセスで生物が登場するわけではありませんが、バイオテクノロジーの1つとして覚えておきましょう。