高校生物

高校生物
5分で解ける!遺伝子組換えに関する問題

7

5分で解ける!遺伝子組換えに関する問題

7
トライのオンライン個別指導塾トライのオンライン個別指導塾

この動画の問題と解説

練習

一緒に解いてみよう

高校 生物 遺伝18 練習 すべて空ける

解説

これでわかる!
練習の解説授業

遺伝子組換え技術についておさえよう

高校 生物 遺伝18 練習 練習(1)
lecturer_avatar

遺伝子組換え技術は、ある生物のDNAを別の生物のDNAに組込んで、新たな遺伝子を発現させる技術です。
遺伝子組換え技術には、3つの段階があります。
1つ目の段階では、導入したい遺伝子とそれを運ぶ遺伝子を、それぞれ同じ回文配列で切断します。

lecturer_avatar

このように、特定の回文配列を認識して切断する酵素を、制限酵素といいます。
また、制限酵素によって2つのDNAを同じ回文配列で切断することを、制限酵素処理といいました。

高校 生物 遺伝18 練習 練習(2)
lecturer_avatar

同じ切断面をもつ2つのDNAは、自然とくっつくわけではありません。
それぞれのDNAを連結させる酵素が必要です。
この酵素をDNAリガーゼといいます。

lecturer_avatar

DNAリガーゼによって同じ切断面をもつ2つのDNAを連結させる処理を、DNAリガーゼ処理といいました。
これは、遺伝子組換え技術の2つ目の段階です。

高校 生物 遺伝18 練習 練習(3)
lecturer_avatar

遺伝子組換え技術は、ある遺伝子を全く異なる生物の細胞に入れるバイオテクノロジーです。
課題となるのは、外来の遺伝子を細胞が受け入れるかどうかということです。

lecturer_avatar

例えば、ヒト成長ホルモン遺伝子を大腸菌に入れる場合を考えてみましょう。
大腸菌は、プラスミドという小さな環状のDNAをもっています。
大腸菌から取り出したプラスミドに、ヒト成長ホルモン遺伝子を組込んで再び大腸菌に戻すと、大腸菌は外来の遺伝子が含まれていてもプラスミドを留めます。

lecturer_avatar

遺伝子組換え技術では、導入したい遺伝子をどのようなDNAに運ばせるかが重要でした。
プラスミドのように、遺伝子導入のときの運び手の役割を果たすものを、総称してベクターといいます。
プラスミドはベクターの一種であるということですね。

高校 生物 遺伝18 練習 すべてうめる
トライのオンライン個別指導塾
遺伝子組換え
7
友達にシェアしよう!
トライのオンライン個別指導塾

この授業のポイント・問題を確認しよう

遺伝

      会員登録をクリックまたはタップすると、利用規約・プライバシーポリシーに同意したものとみなします。
      ご利用のメールサービスで @try-it.jp からのメールの受信を許可して下さい。詳しくは
      こちらをご覧ください。

      バイオテクノロジー

      トライのオンライン個別指導塾トライのオンライン個別指導塾

      高校生物