高校化学
5分で解ける!反応速度式に関する問題
![高校化学](http://assets.try-it.jp/assets/modules/utilities/subject_symbol_border_k0_science_chemistry-4179a514592d4339418c389143ae3d2b15628f365f3005f1e098291aaa50eab8.png)
- ポイント
- ポイント
- 練習
![](http://assets.try-it.jp/assets/modules/components/movie_size-f89110ba4a351d85c483bb12f73c7cf89e2ba13a9174f58b4a38599d28678843.png)
この動画の問題と解説
練習
一緒に解いてみよう
解説
これでわかる!
練習の解説授業
反応速度式を求めるときには、濃度の次数に注目
![lecturer_avatar](https://d12rf6ppj1532r.cloudfront.net/igarashi.png)
今回の問題は、反応速度式を答える問題です。
aA+bB→cC という反応について、Aの濃度を [A] 、Bの濃度を [B] 、反応速度を v とします。
これらを表にまとめると、次のようになります。
![lecturer_avatar](https://d12rf6ppj1532r.cloudfront.net/igarashi.png)
この表から、反応速度式を作りましょう。
v=k[A]x[B]y
反応速度定数をkとして、xとyの値を考えていきます。
[B]の次数を決めるときは、[B]とvの変化に注目
![lecturer_avatar](https://d12rf6ppj1532r.cloudfront.net/igarashi.png)
まずは、 [B]の次数 から決めていきましょう。
[A]が変わらないように、実験②と③ を比べてみましょう。
![lecturer_avatar](https://d12rf6ppj1532r.cloudfront.net/igarashi.png)
②⇒③の変化では、[A]は同じで、[B]は2倍になっています。
この時、vは2倍になっています。
つまり、 [B]を2倍にすると、vが2倍になる という関係です。
よって、 [B]の次数は1 に決まります。
[A]の次数を決めるときは、[A]とvの変化に注目
![lecturer_avatar](https://d12rf6ppj1532r.cloudfront.net/igarashi.png)
次に、 [A]の次数 を決めましょう。
[B]が変わらないように、実験①と② を比べてみましょう。
![lecturer_avatar](https://d12rf6ppj1532r.cloudfront.net/igarashi.png)
実験①と②を見ると、[A]は2倍で、[B]は同じになっています。
この時、vは4倍になっています。
つまり、 [A]を2倍にすると、vが4倍になる という関係が見えます。
4は2の2乗なので、 [A]の次数は2 とすればよいですね。
![lecturer_avatar](https://d12rf6ppj1532r.cloudfront.net/igarashi.png)
以上より、反応速度式は、次のようになります。
v=k[A]2[B]
![高校化学 化学反応の速さと平衡3 練習 答えあり](https://d12rf6ppj1532r.cloudfront.net/images/k/0/sci_che/3_1_3_3/k_sci_che_3_1_3_3_image03.png)
![](http://assets.try-it.jp/assets/modules/utilities/logo_black-a711ae7f4c2af1410b916e7066a5e8950d6f2f3a2150e093b6dc878ad8f31d3f.png)
練習問題を解いていきましょう。