高校化学基礎
5分で解ける!物質の変化(テスト3、第1問)に関する問題
![高校化学基礎](http://assets.try-it.jp/assets/modules/utilities/subject_symbol_border_k0_science_chemistry_basis-0347bbd34a0fa4e7f3a09cdec680816eeb006a9f8fcccd89d3b964434c30bac1.png)
- 問題
- 問題
![](http://assets.try-it.jp/assets/modules/components/movie_size-f89110ba4a351d85c483bb12f73c7cf89e2ba13a9174f58b4a38599d28678843.png)
この動画の問題と解説
問題
一緒に解いてみよう
演習1
解説
これでわかる!
問題の解説授業
![lecturer_avatar](https://d12rf6ppj1532r.cloudfront.net/igarashi.png)
演習1は、「mol」に関する計算問題です。
標準状態において、多くの気体の体積は1molあたり22.4L
![lecturer_avatar](https://d12rf6ppj1532r.cloudfront.net/igarashi.png)
(1)は、窒素の物質量(mol)を求める問題です。
問題文には、窒素の体積が書かれていますね。
体積とmolの関係について考えるときには、 「モル体積」 が重要でしたね。
標準状態において、多くの気体の体積は1molあたり 22.4L です。
「22.4L」という数字は、計算問題に頻繁に出てきます。
絶対に覚えておきましょう。
![lecturer_avatar](https://d12rf6ppj1532r.cloudfront.net/igarashi.png)
ちなみに、「標準状態」とは、0℃、1気圧のことでしたね。
今回の問題では、 「標準状態において」 と書かれているので、気にしなくても問題ありません。
![lecturer_avatar](https://d12rf6ppj1532r.cloudfront.net/igarashi.png)
それでは、計算をしてみましょう。
モル体積の考え方を使うと、 気体1molあたりの体積は22.4L です。
これを使って、比例式を立てましょう。
1mol:22.4L=x mol: 11.2L
x=0.5
「有効数字2桁で答えよ」とあるので、 「0.50mol」 が正解となります。
![高校 理科 化学基礎 物質の変化12 演習1(1) 答えあり](https://d12rf6ppj1532r.cloudfront.net/images/k/0/sci_che_bas/2_2_12_1/k_sci_che_bas_2_2_12_1_image03.png)
モル質量とは、1molあたりの質量
![lecturer_avatar](https://d12rf6ppj1532r.cloudfront.net/igarashi.png)
(2)は、窒素の質量を求める問題です。
「mol」と「質量」の関係を考えましょう。
このときに使うのは、 「モル質量」 でしたね。
モル質量とは、 1molあたりの質量 のことでしたね。
![lecturer_avatar](https://d12rf6ppj1532r.cloudfront.net/igarashi.png)
そして、1molあたりの質量は、分子量の値と一致しています。
この問題の場合、窒素の分子量はいくらでしょうか?
窒素を分子式で表すと、N2となります。
Nの原子量は14とわかっているので、N2の分子量は、14×2=28となります。
したがって、窒素1molあたりの質量は、 28g となります。
![lecturer_avatar](https://d12rf6ppj1532r.cloudfront.net/igarashi.png)
ここまできたら、あとは比例式を立てましょう。
1mol:28g= 0.5mol :x g
x=14
よって、答えは、 「14g」 です。
![高校 理科 化学基礎 物質の変化12 演習1(2) 答えあり](https://d12rf6ppj1532r.cloudfront.net/images/k/0/sci_che_bas/2_2_12_1/k_sci_che_bas_2_2_12_1_image05.png)
![](http://assets.try-it.jp/assets/modules/utilities/logo_black-a711ae7f4c2af1410b916e7066a5e8950d6f2f3a2150e093b6dc878ad8f31d3f.png)
今回は、確認テストです。
実際に問題を解きながら、これまでの内容を復習していきましょう。