今回のテーマは、「ダースと本数」です。

高校の化学において、molに関する計算は非常に重要です。
しかし、苦手な人も多いので、身近な例からわかりやすく説明していきます。
「ダースと本数」の関係から考えていきましょう。

1ダースとは12本のことでしたね。
では、2ダースは何本でしょうか？
24本 、ということはすぐにわかると思います。

ただし、重要なのは答えではなく、計算の方法です。
みなさんは、 「ダース2倍になっているから、本数も2倍」 と考えたのではないでしょうか？
同じ考え方をすると、3ダースが36本であることは、すぐにわかりますよね。

つまり、ダースと本数は 「比例の関係」 にあるということになります。
物質量の計算においても、同じ考え方を使っていきます。
決して難しくはないので、この機会にきちんと理解しましょう。