高校化学基礎
5分でわかる!なぜ「6.02×10^23個」なのか
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この動画の要点まとめ
ポイント
なぜ「6.02×10<sup>23</sup>個」なのか
これでわかる!
ポイントの解説授業
原子が6.02×1023個集まると、質量〔g〕がその原子の質量数と一致する
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化学の世界では、原子のような細かい粒子を数えるために、 「mol」 という考え方を使っています。
「mol」とは、 「6.02×1023個の粒子の集団」 と学びましたね。
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この 「6.02×1023」という数字 のことを、 「アボガドロ数」 といいます。
まず、この名前を覚えておきましょう。
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さて、このアボガドロ数をよく見てみると、「6.02」や「23」のように、とても中途半端に見えますよね。
なぜ、このような数を基準にすることになったのでしょうか?
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その理由を考えるカギになるのが、以前に学習した 相対質量 です。
みなさんは、相対質量について学習するときに、 炭素12C に注目しましたよね。
molについても、 炭素 がとても重要なのです。
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実は、 炭素原子12Cが6.02×1023個 集まると、ちょうど 12g になるのです。
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このときの 「12」g という値が、 質量数「12」 と一致していることがポイントです。
2つの数が一致しているため、計算がとても楽になるのです。
少し例を見てみましょう。
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水素原子1H を6.02×1023個集めると、 1g になります。
同様に、 酸素原子16O を6.02×1023個集めると、 16g となります。
どちらも「○○」gという値が、質量数と一致しています。
非常にわかりやすいですよね。
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このように、 原子が6.02×1023個集まると、質量〔g〕がその原子の質量数と一致する のです。
これが、アボガドロ数に隠された秘密です。
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今回のテーマは、「6.02×1023」という数字です。