では、実際に問題を解いてみましょう。
今回のポイントは、以下の通りです。

今回割る数はx²-4x+3、割られる数は2x³-7x²+8ですね。

割られる式を見てみると、 x（xの１乗）の項がありません 。
こういうときは注意が必要です。筆算を始める際に、次のように書き出しましょう。

xの項が無いので、これを0xと考えて、上のように書く わけです。
こうしておいた方が、筆算の計算をしやすいんですね。

さて、あとは前回の授業と同じように、計算を繰り返していくだけです。
最初に考えることは、 「x²に何をかけたら2x³になるか？」 ですね。
引き算をするときには、符号にも注意しましょう。