今回の授業では 国会 について学習しました。
内容をおさらいしましょう。

日本国憲法において、国会は 法律をつくる権利 を認められています。
この権利を何と言いますか？
答えは、法を立てると書いて 立法権 です。

立法権を持つ国会は、日本国憲法においてどのような位置づけとされていますか？
答えは、国権の 最高機関 であり、唯一の 立法機関 です。

唯一の立法機関である理由は、 国会だけが立法権を持つから ですね。
では、国権の最高機関である理由は？
答えは、国会が全 国民 を代表する選挙された議員によって組織されているからです。
国権の最高機関、唯一の立法機関という表現は、よくテストで聞かれます。
しっかり覚えておきましょう。

日本の国会は2つの議会から成り立っています。 衆議院と参議院 です。
このような仕組みを 二院制 といいます。
最初の空欄には 二院制 と 衆議院と参議院 が入ります。
二院制には長所と短所があります。
審議を慎重に行うことができる一方、話し合いに時間やお金がかかってしまうのです。

衆議院と参議院とで意見が食い違った場合は 衆議院の意見が優先されます。
このことを何と言いましたか？
答えは 衆議院の優越 ですね。
参議院は 良識の府 として、衆議院の意見が行き過ぎないようにけん制する役割を求められているのです。

国会の役割、衆議院と参議院の役割。
二院制という言葉と合わせて、しっかり覚えておきましょう。