中学歴史
5分でわかる!身分別の人口の割合

- ポイント
- ポイント
- ポイント
- 練習
- 練習
- 練習

この動画の要点まとめ
ポイント
百姓が全体の85% たった7%の武士はどうやって支配する?
これでわかる!
ポイントの解説授業
人口の85%は百姓

江戸時代における、 身分別の人口の割合 が示されています。
一番多いのが 百姓 (農民)で、人口の85%を占めていますね。
その次に多いのが7%の 武士 です。

3番目に多いのが5%の 町人 ですね。
町人には2種類あり、 工業の担い手である工人と商業の担い手である商人 に分かれていました。
そのほかには、えた・ひにんといった被差別階級の人々や、公家・神官・僧侶がいました。

こうしてみると、当時の日本人はほとんど百姓だったことがわかります。
人数の少ない武士は、どうやって百姓たちを支配していったのでしょうか?
江戸時代の身分は「士農工商」

武家政権である徳川幕府は、 「士農工商」 という身分制度を作りました。
武士>農民(百姓)>工人>商人の順で、武士が一番身分が高く、商人の身分が低いとされたのです。
この順序だと、 農民は工人や商人(町人)よりも身分が高い ことになります。

実際には、百姓は重い年貢に悩まされ、町人よりも厳しい生活を送っている人がほとんどでした。
一方、町人のなかには税が免除され、贅沢な暮らしをしている商人などもいました。

百姓の下に町人を位置づけ、身分を上げることで、百姓たちの厳しい生活に対する不満をそらす目的があったと考えられています。
江戸時代の身分は、士農工商に分かれていたということを覚えておきましょう。

江戸時代2のポイント2は、「士農工商」です。
江戸時代の身分について学習していきましょう。
次の図を見てください。