5分でわかる!被食・捕食関係
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この動画の要点まとめ
ポイント
被食・捕食関係では周期的に生息数が増減
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ニッチがある程度一致した異種が対峙したときに、そこに生まれる関係性を相互作用といいました。
しかし、ニッチが一致していない場合でも、相互作用が起こる場合があります。
その例が、被食・捕食関係です。
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次の写真を見てください。
これはウサギを食べているオオカミです。
![高校 生物 個体群8 ポイント3 写真](https://d12rf6ppj1532r.cloudfront.net/images/k/0/sci_bio/9_1_8_3/k_sci_bio_9_1_8_3_image02.png)
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ウサギのように食べられるものを被食者、オオカミのように食べるものを捕食者といいます。
ウサギとオオカミは、食べるものも住む場所も異なりますが、互いに関係しているのですね。
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被食・捕食関係にあるウサギとオオカミの生息数は、どのように変化するのでしょうか?
次のグラフを見てください。
これは、ウサギとオオカミの生息数と時間の関係を表したものです。
![高校 生物 個体群8 ポイント3 グラフ](https://d12rf6ppj1532r.cloudfront.net/images/k/0/sci_bio/9_1_8_3/k_sci_bio_9_1_8_3_image03.png)
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グラフの縦軸はウサギとオオカミの生息数を、横軸は時間を示しています。
特に横軸は、何年、何十年という時間が想定されています。
また、被食者であるウサギの生息数が点線で、捕食者であるオオカミの生息数が実線で表されています。
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グラフで、ウサギの生息数が増加すると、後を追うようにしてオオカミの生息数が増えているのが分かりますか?
エサとなるウサギの数が増えると、オオカミの数も増えてくるのですね。
![高校 生物 個体群8 ポイント3 グラフ](https://d12rf6ppj1532r.cloudfront.net/images/k/0/sci_bio/9_1_8_3/k_sci_bio_9_1_8_3_image03.png)
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次に、オオカミの生息数がある程度増加すると、やがてウサギの生息数が減少し始めます。
オオカミの数が増えると、エサであるウサギの数は減り始めるのですね。
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さらに、ウサギの生息数が減少していくと、やがてオオカミの生息数も減少していきます。
エサとなるウサギの数が減ると、オオカミの数も減るのですね。
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被食・捕食関係では、このような生息数の変化が起こるのです。
![高校 生物 個体群8 ポイント3 グラフ](https://d12rf6ppj1532r.cloudfront.net/images/k/0/sci_bio/9_1_8_3/k_sci_bio_9_1_8_3_image03.png)
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被食・捕食関係では、被食者の増加に伴って捕食者も増加し、被食者の減少に伴って捕食者も減少するということですね。
また、このような個体数の増減が周期的に観察されることも覚えておきましょう。
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被食・捕食関係について見ていきましょう。