5分でわかる!ミオグラフ
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この動画の要点まとめ
ポイント
ミオグラフは1回の筋収縮を詳細に観察することができる
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ミオグラフは、観察装置のドラムの回転速度を上げることで得られるグラフです。
ドラムの回転速度を上げると、1回の収縮の様子を細かく観察することができるという特徴があります。
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次の図を見てください。これがミオグラフです。
筋肉とおんさと電極が時間が経つにつれて変化する様子が左から右に向かって描かれています。
![高校 生物 動物生理24 ポイント2 潜伏期・収縮期・弛緩期の文字と、そこから伸びる点線を消す](https://d12rf6ppj1532r.cloudfront.net/images/k/0/sci_bio/8_2_24_2/k_sci_bio_8_2_24_2_image02.png)
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一番上のグラフは、筋肉の収縮の変化を記録したものです。
真ん中のグラフは、おんさの振動による波形を記録したものです。
一番下のグラフは、電極によって刺激を与えた時間を記録したものです。
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グラフの変化の様子を時間を追って見ていきましょう。
潜伏期・収縮期・弛緩期
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ミオグラフは3つの部分に分けることができます。
![高校 生物 動物生理24 ポイント2 図](https://d12rf6ppj1532r.cloudfront.net/images/k/0/sci_bio/8_2_24_2/k_sci_bio_8_2_24_2_image02.png)
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図で、電極のグラフの左側の一部がとがっていますね。
ここが、電極によって筋肉に刺激が与えられたタイミングです。
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しかし、刺激が与えられた瞬間から筋肉が収縮するのではありません。
刺激が与えられてから筋肉が収縮し始めるまでには少し時間がかかるのです。
このように、刺激が与えられてから収縮が始まるまでの時間を潜伏期といいます。
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刺激は、伝導と伝達というプロセスによって神経から筋肉へ伝えられました。
潜伏期とは、伝導と伝達にかかる時間と言うこともできます。
![高校 生物 動物生理24 ポイント2 図](https://d12rf6ppj1532r.cloudfront.net/images/k/0/sci_bio/8_2_24_2/k_sci_bio_8_2_24_2_image02.png)
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筋肉の収縮とは、筋原繊維のアクチンがミオシン側に引き寄せられることで起こる現象でしたね。
筋肉が収縮すると、筋肉の先端に付いたペン先が上がり、その変化が記録用紙に記録されます。
図では、潜伏期の後に筋肉が収縮している様子が、グラフが右上がりになることで表されています。
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やがて筋肉は最大まで収縮します。
この状態は、筋肉のグラフの山の頂点に相当します。
このように、収縮が始まってから最大となるまでの時間を収縮期といいます。
![高校 生物 動物生理24 ポイント2 図](https://d12rf6ppj1532r.cloudfront.net/images/k/0/sci_bio/8_2_24_2/k_sci_bio_8_2_24_2_image02.png)
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筋肉は最大まで収縮すると、アクチンからミオシンヘッドが外れて元の状態に戻ろうとします。
筋肉が弛緩すると、筋肉の先端に付いたペン先が下がり、その変化が記録用紙に記録されます。
図では、収縮期の後に筋肉が弛緩している様子が、グラフが右下がりになることで表されています。
このように、アクチンからミオシンヘッドが外れ、筋肉が元の長さに戻るまでの時間を弛緩期といいます。
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筋肉の収縮は、潜伏期、収縮期、弛緩期という3つの期間からなっているのですね。
1回の筋収縮を詳しく観察することができるミオグラフの特徴をおさえましょう。
![高校 生物 動物生理24 ポイント2 すべてうめる](https://d12rf6ppj1532r.cloudfront.net/images/k/0/sci_bio/8_2_24_2/k_sci_bio_8_2_24_2_image01.png)
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筋肉の収縮曲線のうち、ミオグラフについて見ていきましょう。