高校世界史B

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5分でわかる!当時のイギリスは世界一の国家!

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この動画の要点まとめ

ポイント

当時のイギリスは世界一の国家!

高校世界史 19世紀欧米諸国(1)2 ポイント1 答え全部

これでわかる!
ポイントの解説授業
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19世紀の欧米諸国(1)、第2回。
今回は、「ヴィクトリア時代のイギリス」について学習します。

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ポイントの1つ目は、「イギリスの繁栄と二大政党」です。
19世紀後半、世界で最初に産業革命を完成させたイギリスは、「世界一」と呼ぶにふさわしい 圧倒的な工業力と軍事力 を誇っていました。今回は、そんなイギリスの繁栄について学習します。

イギリスは「世界の工場」

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1837年、イギリス国王に ヴィクトリア女王 が即位しました。1901年に退位するまで、彼女が在位した期間を「ヴィクトリア時代」と呼びます。

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ヴィクトリア時代のイギリスは世界一の工業力を誇っていました。世界中から材料を輸入し、最先端の機械で製品に加工、そしてその製品を世界中に輸出していたのです。その様子は「 世界の工場 」と称されました。

ロンドン万国博覧会の開催/パクス=ブリタニカ

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1851年、イギリスは 世界初の万国博覧会ロンドン で開催しました。国内外から多くの見物客が集まり、イギリスの圧倒的な技術を世界に見せつけることになったのです。

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このような、ヴィクトリア時代のイギリスの繁栄は「 パクス=ブリタニカ 」と称されました。古代ローマ時代の「パクス=ロマーナ(ローマの平和)」になぞらえた表現で、イギリスが圧倒的な工業力と軍事力を誇ったことを表します。

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また、イギリスは工業力と軍事力を背景に欧米諸国やアジア・アフリカに 自由貿易主義を拡大しました。 圧倒的な力を持って交渉することで、世界中にイギリスのルールが浸透していったのです。このようにしてイギリスは「世界一」の国家として繁栄をとげました。

「ヴィクトリア女王」見出し+イラスト+テキスト6行/~自由貿易主義を拡大

19世紀イギリスの二大政党!自由党と保守党

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少し昔の話になりますが、イギリス市民革命のところで勉強した ホイッグ党トーリ党 という政党を覚えていますか?1640年に始まった ピューリタン革命 を経て、 チャールズ2世 が即位。その弟 ジェームズ の即位をめぐり、ホイッグ党は反対、トーリ党は賛成の立場をとって対立しました。

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ホイッグ党とトーリ党。ヴィクトリア時代には、これらを母体とする「二大政党」が活躍しました。ホイッグ党の流れを汲む 自由党 と、トーリ党の流れを汲む 保守党 です。

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自由党 は産業資本家や労働者の支持を集め、自由主義的改革を進めました。イギリスが併合した アイルランドの自治 についても 寛容な姿勢を取りました。 一方の 保守党 は地主や貴族を中心に支持され、 アイルランドの自治に否定的でした。

image02の続き8行/自由党~最後まで

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ヴィクトリア時代、イギリスが世界一の大国として君臨したこと、そして二大政党が活躍したことを覚えておきましょう。

この授業の先生

新里 将平 先生

「世界史を楽しく,わかりやすく教えたい!」をモットーにストーリー性のある授業展開で、歴史上の人物や国が当時何を考え、どう動いたかを感情を込めて伝える。

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19世紀の欧米諸国(1) 英・仏・伊・独

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