今回はムハンマド時代についての学習でした。
内容をおさらいしていきましょう。

アラビア半島は 東西交易の中継地点 として栄えました。そんな中で特に繁栄した都市が メッカ でした。メッカを支配していたのは クライシュ 族という商人の一族。メッカで生まれたのが ムハンマド でした。

ムハンマドは イスラーム教 を創始しましたが、最初は人々に受け入れてもらえませんでした。地元 メッカ で迫害を受け、ムハンマドは拠点を移すことになったのです。この出来事を ヒジュラ （聖遷）と呼びます。

メッカから逃れた先は メディナ という都市でしたね。迫害から逃れたムハンマドは、メディナでイスラーム教徒の国のようなもの（共同体）を創設しました。これを ウンマ と呼びます。

最後にイスラーム教の内容について確認します。
イスラーム教徒のことを ムスリム といい、イスラーム教の唯一神は アッラー でしたね。

イスラーム教を信じる上では様々なきまりがありますが、それらは聖典の『 コーラン 』に書かれています。

六信五行の「 喜捨 」にその精神が表れているように、イスラーム教は 社会的弱者に優しい宗教である というポイントをおさえておきましょう。