高校世界史B
5分で解ける!アフリカ・東南アジアのイスラーム化に関する問題
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練習の解説授業
アフリカにも広がるイスラーム!?
西アフリカ(ニジェール川流域)で最初に栄えたのが ガーナ王国 でした。アフリカの ムラービト朝 の攻撃で衰退しますが、その時にイスラーム教が伝来しました。
ガーナ王国の次に栄えたのが マリ王国 です。大量の金を持参してメッカに巡礼した マンサ=ムーサ王 で有名です。
マリ王国の後に登場するのが ソンガイ王国 です。マリ・ソンガイの両王国は、ともに トンブクトゥ が経済・文化の中心でした。
東南アフリカ(ザンベジ川流域)で栄えた国は モノモタパ王国 です。 大ジンバブエ遺跡 という、石造りの巨大な遺跡が現在まで残っています。
アフリカ東海岸では スワヒリ文化 が栄えました。この地域では、元々使われていた バントゥー諸語 に、アラビア語を含む外来語が混ざって スワヒリ語 が形成されました。この事実から、アフリカ東海岸とアラビア半島が密接に交流していたことがわかります。
東南アジアは一部だけイスラーム化!?
東南アジアでは、船でやってきたイスラーム商人が立ち寄った 港町 がイスラーム化しました。彼らは物品だけではなく イスラーム教も輸出したのです。
その代表例が、マレー半島に栄えた マラッカ王国 です。さらに、ジャワ島東部のマタラム王国や、スマトラ島北端の アチェ王国 など 海上交易の中継地点 となる地域がイスラーム化されていきました。
高校世界史Bの問題
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今回はアフリカ・東南アジアのイスラーム化についての学習でした。
内容をおさらいしていきましょう。