高校生物基礎

高校生物基礎
5分でわかる!階層構造

48

5分でわかる!階層構造

48
トライのオンライン個別指導塾トライのオンライン個別指導塾

この動画の要点まとめ

ポイント

階層構造

高校 生物基礎 生物の多様性9 ポイント2

これでわかる!
ポイントの解説授業

森林の階層構造

lecturer_avatar

図は階層構造が見られる森林を図示したものです。

高校 生物基礎 生物の多様性9 ポイント2 図の左側のみ 「~m付近」という語句が入るところまで
lecturer_avatar

様々な植物が生育している森林においては、高い木や中くらいの高さの木・低木・地表付近の植物などが階層的に存在しています。

高木層・亜高木層・低木層・草本層

lecturer_avatar

森林の階層構造には、各階層ごとに名称がついています。

高校 生物基礎 生物の多様性9 ポイント2 図の中央まで 右側の照度の図は入れない
lecturer_avatar

30m以上の高木が生育している層を 高木層 と言います。高木層より少し低い層を 亜高木層 と言います。10m付近の低い木が生育している層は 低木層 と言います。そして、低木層より下の草が生えている層は 草本層 と言います。

lecturer_avatar

階層構造が明確に見られる場合、高木層の特に上の部分を 林冠 と言い、草本層の一番下の部分を 林床 と言います。

階層構造が生物の多様性に寄与している

lecturer_avatar

階層構造が存在する森林においては、上の層から段階的に照度が減少していきます。

高校 生物基礎 生物の多様性9 ポイント2 図のみ
lecturer_avatar

照度が層によって多様であることにより、異なる植物が生育するようになり、さらに異なる動物が層ごとに集まるようになります。言い換えれば、森林が階層構造をとることで、森林という環境に多様性をもたらしているのです。

lecturer_avatar

このように生物が環境に与える働きのことを 環境形成作用 といい、階層構造は環境形成作用の代表例ということができます。

高校 生物基礎 生物の多様性9 ポイント2 すべて

この授業の先生

星野 賢哉 先生

高校時代に生物が苦手だった経験をいかし、苦手な生徒も興味をもてるように、生命現象を一つ一つ丁寧に紐解きながら、奥深さと面白さを解説する。

トライのオンライン個別指導塾
階層構造
48
友達にシェアしよう!
トライのオンライン個別指導塾